フライパンは燃えるゴミ?不燃ごみ?正しい捨て方を詳細解説

フライパンは燃えるゴミ?不燃ごみ?正しい捨て方を詳細解説

「使っていたフライパンがボロボロになったから買い替えたけど、古いフライパンはどうやって処分すれば良いの?」

「フライパンを捨てたいけど、燃えるゴミで捨てれば良いの?」

こんな悩みをした経験はないでしょうか。

本記事では、フライパンの捨て方、燃えるゴミに捨てられるのか?といった基本的なポイントから、都市ごとの実際の捨て方を紹介します。

また、長く使えるフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。

ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。

ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。


フライパンは燃えるゴミ?不燃ごみ?

フライパンを捨てるタイミングというのは、フライパンに寿命が訪れた時や壊れたときです。

例えば、フッ素(テフロン)加工フライパンの場合、フライパンの表面に加工されているフッ素(テフロン)加工が剥がれ、フライパンと食材がくっつきやすくなった、焦げやすくなった時が買い替えるタイミングです。

フライパンは燃えるゴミではなく、「不燃ごみ」として扱います。

理由は、一般的なフライパンは金属で加工されており、加えて表面がコーティングされているため、フライパンは燃えづらく、表面に加工している素材によっては、有害ガスが発生する場合があります。


フライパンの捨てる時の確認方法は大きく2つ

フライパンを捨てるときに、どのように確認するかを紹介します。

自治体の場合は公式サイトが便利ですが、自治体によっては直接問い合わせしたほうが良い場合があります。

また、不用品回収業者を使いたい場合は、公式サイトはもちろんのこと、ポスティングや折込チラシなど地元で活動している会社も活用しましょう。

 

自治体の公式サイトを確認

フライパンは「不燃ごみ」として扱うと紹介したのですが、実際には自治体によって捨て方が異なります。

というのも、自治体によって分別方法が異なるからです。

ゴミ分別方法が自治体によって異なる理由は、設備やコスト、自治体としての方針などがあります。

高性能のゴミ処理施設がある自治体の方が、当然ながら分別が楽です。

しかし、高性能ゴミ処理施設を導入するにはコストがかかります。

また、分別してリサイクルを推進しようという自治体であれば、分別が細かくなる傾向にあります。

フライパンを自治体で捨てたい場合は、自治体の公式サイトを確認しましょう。


不用品回収業者に依頼

自治体で捨てる方法以外でおすすめしたい方法は、不用品回収業者に依頼する方法です。

というのも、自治体に頼む方法では、大きさによっては粗大ゴミになってしまう場合があります。

粗大ゴミになってしまうと、廃棄に費用が発生します。

しかし、不用品回収業者であれば、ほとんどの場合は無料で回収してもらえます。

場合によっては、リサイクルという名目で買取してもらえる業者もいます。

不用品回収業者を呼ぶという手間がかかるものの、一度呼んでしまえば楽に捨てられる方法です。


フライパンは燃えるゴミではない|主要都市部のフライパンの捨て方

フライパンを手軽に捨てたい場合、自治体で捨てるのが簡単です。

ここでは、主要都市のフライパンの捨て方を紹介します。

しかし、自治体によって捨て方や捨てられるタイミングなどが異なります。

そのため、実際には住んでいる場所の自治体に確認しましょう。

 

札幌市

札幌市では、フライパンは「金属製品」というカテゴリに属しており、「燃やせないごみ」として扱われます。

札幌市の燃やせないゴミを捨てるためには、指定ゴミ袋(有料)が必要です。

燃やせないごみの収集は4週間に1回で、収集日の朝8時30分までにごみステーションに出す必要があります。

札幌市の特徴として、鉄やアルミ、銅製の素材が使われているフライパンは、「小物金属類の無料回収」という名目で回収できるため、無料で廃棄したい場合は検討しましょう。


新潟市

新潟市では、フライパンは「燃やさないごみ」で捨てます。

新潟市の燃やさないゴミには、札幌市と同じく新潟市指定袋(有料)が必要です。

燃やさないごみの収集は月1回で、地区ごとに定められた場所に捨てます。

注意点としては、新潟市指定袋に入らないゴミは粗大ゴミとして扱われる点です。

また、新潟市指定袋を上下に被せたとしても、収集できません。

新潟市指定袋のサイズは、超極小(5L)〜大(45L)まで5サイズあります。

大きなフライパンを捨てる際は、新潟市指定袋のサイズに収まるか確認した上で廃棄しましょう。


東京都港区


東京都港区では、フライパンは「不燃ごみ」です。

不燃ごみを捨てる場合、中身が見える袋に入れるか、蓋付きの容器に入れる必要があります。

フライパンは、段ボールや紙袋に入れた状態では捨てられない点に注意しましょう。

不燃ごみの収集は月2回で、収集日の朝8時(一部繁華街地域は朝7時30分まで)までに指定場所に出します。

30cmを超えるサイズのフライパンを捨てる場合は不燃ごみでは捨てられず、粗大ゴミ(有料)として扱われる点に注意が必要です。


横浜市

横浜市では、フライパンは「小さな金属類」として扱われます。

横浜市では、小さい・細かいもの以外は袋に入れずに出します。

小さな金属類の収集は週1回で、缶・びん・ペットボトルの収集日と同じ日に捨てます。

横浜市でフライパンを捨てる時の注意点を紹介します。

  • 缶・びん・ペットボトルの袋には入れず、別の袋もしくは袋に入れずに捨てる
  • 小さな金属類として扱われるフライパンは取っ手を含めず30cm未満

30cm以上(取っ手を含めず)のフライパンを捨てたい場合は、東京都港区と同じく粗大ゴミ(有料)として捨てましょう。


名古屋市

名古屋市では、フライパンは「不燃ごみ」として捨てます。

名古屋市で不燃ごみを捨てる際は、家庭用不燃ごみ用指定袋(有料)に入れる必要があります。

不燃ごみの収集は月1回で、収集日の朝8時(中区のみ7時)までに出します。

東京都港区と同じく、30cmを超える場合は粗大ゴミ(有料)で捨てる必要があります。


大阪市

大阪市では、フライパンは「資源ごみ」として扱われます。

空き缶、空き瓶、ペットボトル、金属製(フライパンなど)をひとまとめにした上で、中身が見える袋に入れて出します。

資源ごみの収集は週1回で、地域ごとに決められた時間までに所定の場所に捨てます.

フライパンを捨てる上での注意点は、柄の部分を除いた直径が30cm以内という点です。

直径30cm以上あるフライパンを捨てる場合は、粗大ゴミ(有料)です。


福岡市

福岡市では、「燃えないゴミ」としてフライパンは扱われます。

福岡市指定の「燃えないごみ用」袋(有料)に入れます。

指定の燃えないゴミ用袋に入らない場合は、粗大ゴミ(有料)です。

燃えないゴミの収集は月1回で、福岡市では夜間に収集するため、日没から夜12時までに所定の場所に捨てます。


フライパンの正しい捨て方

ほとんどの自治体に当てはまる、フライパンを正しく捨てられる方法を紹介します。

自治体によって捨て方は異なるものの、正しく注意される場合は、注意される場合もありますし、最悪の場合はフライパンを持っていってもらえない可能性があります。

マナー的な部分が多いものの、ゴミ収集場は公共の場となるため、他人に迷惑をかけないというのは、生活する上で大切な要素です。

 

注意書きをする

フライパンの素材は、アルミや鉄、銅やフライパンなど様々なものが使われています。

また、柄の部分も木製や鉄製、アルミやプラスチック製などがあります。

場合によってはふたなどを一緒に捨てる場合があります。

フライパンで使われている素材には、破損しやすい素材や、割れた断面が尖ってしまっているなど、袋からでは分かりづらい場合があります。

そこで、注意書きを記載しておくことで、ごみ収集員さんが怪我などを防げます。

マナー的な要素ではあるものの、都市によっては必須の場合があるため、フライパンを捨てる時は注意書きをしましょう。


新聞などで軽く巻く

フライパンとセットで購入する機会の多い「ふた」は、ガラス製のことが多く、割れやすい素材です。

割れやすい素材を捨てる際は、新聞などで軽く巻いておくとゴミ収集員さんはもちろんのこと、後から捨てる人への怪我防止になります。

新聞などで軽く巻いたガラスふたをごみ収集場所に捨てる場合は、軽く置くようにしましょう。


油汚れなど汚れは落とす

フライパンは料理する道具で、料理した直後は油汚れや食材などの汚れがくっついています。

人間から見れば汚れがついている状態ですが、カラスなどの動物からみれば「えさ」と認識される場合があります。

汚れがついたフライパンをそのまま捨てた場合、動物がゴミを漁ってしまい、収集場所が汚れてしまうかもしれません。

また、汚れから発するにおいで気分が悪くなる可能性もあります。

そのため、油汚れなどの汚れは軽く洗った上でゴミとして捨てましょう。


フライパンを処分するおすすめ方法2選

実は、フライパンが不要になった場合、捨てるという選択以外にも方法があります。

ここで紹介する方法は、場合によっては捨てる前よりお得になる可能性もあります。

ただし、捨てる以外の選択肢には、たいていの場合条件があります。

条件に合致する場合は、捨てる以外の選択肢を活用していきましょう。


店舗での下取り

日本では、フライパンを販売している店舗、ホームセンターなどで実施している場合があります。

使わなくなったフライパンを持ってきた場合、新しいフライパンを〇〇円引きで販売可能、というケースが多いです。

というのも、フライパンの素材はリサイクル可能な素材が多く、とくにリサイクルを推進している企業では環境保全のために行っている場合があります。

また、自治体で捨てる場合、有料の指定袋や粗大ごみなど、多くの都市で有料扱いになります。

そのため、近くで下取りを行っている店舗を発見した場合は、ぜひ検討してみましょう。


ネットオークション・リサイクルショップを使う

ネットオークションやリサイクルショップで処分できるフライパンは、ほとんどの場合「未使用品」です。

ネットオークションの場合は、使用済みでも売れる可能性はあるものの、写真と文字で説明が必要です。

売れた時は当然ながら発送まで行う必要があるため、少し面倒です。

リサイクルショップに持ち込む場合は、店舗に行く手間はあるものの、ネットオークションよりは気軽に利用できます。

しかし、リサイクルショップは店舗によって買取価格や引取対象が異なるため、持ち込む前の相談をおすすめします。


フライパンは燃えるゴミ?に関するよくある質問

フライパンは燃えるゴミ?に関するよくある質問を3点紹介します。

その中でも、フライパンと同じようなタイミングで発生する機会が多い包丁の捨て方については、ぜひ一読してもらいたい内容です。

フライパンを捨てる際の参考になれば幸いです。

 

包丁は燃えないゴミですか?

包丁は、一般的には燃えないゴミ(不燃ごみ)として扱われることが多く、加えて包丁ならではの捨て方があります。

東京都港区の場合は、フライパンなどと同じく「不燃ごみ」です。

包丁を捨てる際は、包丁を新聞紙で包んだ上で、「キケン」と表示する必要があります。

札幌市の場合、種別としてはフライパンと同じ「金属製品」ではあるものの、厚紙で包んだ上で、指定ごみ袋に「キケン」と表示してから捨てます。

 

フライパンを捨てるタイミングは?

フライパンを捨てるタイミングは、フライパンとして使いづらくなったタイミングです。


具体的な例を紹介します。

  • フライパン表面の加工が剥がれて下地が見えてきた
  • フライパンを熱した際に表面が変色する
  • フライパンに食品がこびりつきやすくなった
  • 柄の部分が壊れた
  • フライパンが変形した

上記のような場合は、フライパンに寿命が来たと考え、新しいフライパンへの買い替えを検討しましょう。


フライパンを捨てるにはいくらお金がかかる?

フライパンを捨てるときに発生するお金は、捨て方によって異なります。

例えば、自治体に捨てる場合は、都市によって有料の専用袋が必要になります。

フライパンのサイズが大きい場合、有料の粗大ごみとして捨てる必要があります。

袋は1枚数十円程度で、粗大ごみは都市によっては数百円以上かかる場合があります。

不用品回収業者に頼んだ場合、ほとんどの場合は無料で引き取ります。

フライパンが未使用品の場合は、リサイクルショップやオークション、ネットフリマなどでお金がもらえる場合があります。


まとめ

本記事では、フライパンの捨て方を紹介しました。

フライパンは不燃ごみ(燃えないゴミ)、もしくは粗大ごみとして扱われるため、多くの自治体では有料で捨てる必要があります。

最後になりますが、フライパンを「捨てない」という選択肢があるのをご存じでしょうか。

例えば、クーベルのステンレスフライパンの場合、表面は加工されていません。

また、ステンレスという素材が錆びづらく、長く使える素材のため、しっかりとお手入れしながら使うことで、一生涯使えるフライパンとして使えます。

「捨てるのが面倒だな」と感じた方は、一生使えるクーベルのステンレスフライパンもぜひ検討しましょう。

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