丈夫で長持ち、お手入れもしやすいことで人気のステンレスフライパン。食材にじっくりと火を通してくれるため、料理がおいしくなることから、料理好きの人たちからの支持を集めています。
さらに、ステンレスフライパンは安全性が高いことをご存知でしょうか。フライパンのなかには、安全性が疑問視されているものがあると言われており、気になるという方も多いかもしれません。
そこで、危険なフライパンと安全性が高いステンレスフライパンの特徴、そしてステンレス以外の安心して使えるフライパンを紹介します。
また、長く使えるフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。
ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。
ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。
安全性が疑問視されているフライパン3つ
安全性に不安があるフライパンは、コーティングや素材そのものの安全性が疑問視されているものです。では、どのようなフライパンが該当するのでしょうか。
人体に影響を及ぼす可能性があるフライパンを3つ解説します。
1.テフロン加工のフライパン
テフロン加工のフライパンは、フライパンの表面を「テフロン(PTFE)」と呼ばれるフッ素樹脂でコーティングしたものです。油を引かなくても食材がくっつかず、使い勝手の良いことから多くの人に使われています。
しかし、テフロン加工のフライパンを安全に使用するなら、空焚きは厳禁です。空焚きでフライパンの表面温度が高温になるとPTFEが劣化・分解し「フッ化水素酸」という有害な化学物質が発生することがあるためです。
フッ化水素酸は目や呼吸器系に悪影響を及ぼしますので、テフロン加工のフライパンを空焚きして気分が悪くなったときには、すぐに換気を行い、身体に異常を感じたら医療機関に相談しましょう。
また、犬や猫、鳥がフッ化水素酸を吸い込むと死に至るケースがあり、ペットを飼っている方は特に注意が必要です。
2.アルミニウム製のフライパン
アルミニウムで作られたフライパンは軽くて丈夫、しかもアルミニウムはリサイクルが可能であることから、広く流通しています。
気になるのが、アルミニウムは神経毒となる可能性があると指摘されている点です。アルミニウムは水道水にも含まれており、アルミニウム製のフライパンを使うことで、一定量のアルミニウムが体内に蓄積すると、腎臓機能障害がある人は神経毒症状を発症することが懸念されています。
アルミニウムは腎臓から対外に排出されるため、健康な人が日常的にアルミニウムのフライパンを使用するなら害はないと言われていますが、不安に感じる方は使用を控えると安心でしょう。
3.銅製のフライパン
銅製のフライパンは、熱が伝わりやすいため食材をムラなく調理でき、温度調整がしやすいことから使いやすいフライパンです。
また、銅は人体にとって必要な成分で、体内の血液を作ったり骨や血管を正常に保ったりする役割を果たしているので、正しく使えば安全なフライパンです。
気を付けたいのが、トマトや柑橘系の果物、お酢など酸性の食材を料理したときです。銅が溶けだして急性の銅中毒になる危険性が懸念されていますので、酸性の食材を調理するときは、銅以外の素材の調理器具を使用しましょう。
安全性が高いステンレスフライパンの特徴
フライパンの安全性が気になる方におすすめなのが、ステンレスのフライパンです。なぜなら、ステンレスフライパンにはフッ素樹脂などのコーティングがされていないため、空焚きしても有害物質が発生することはありませんし、ステンレス自体が安全な素材だからです。
次からステンレスフライパンが安全である理由を見てみましょう。
ステンレスは人体に安全な金属
テフロン加工のフライパンは加熱して高温になると有害物質が発生することがありますが、ステンレスフライパンは加熱しても有害物質を発しません。
ステンレスに含まれる「クロム」という物質が変性した「六価クロム」は、発がん性物質となることが懸念されています。しかし、六価クロムは1000度を超える高温で発生するものです。調理で1000度を超えるまでフライパンを熱するのは現実的に難しいので、調理でステンレスフライパンを使っても人体に悪影響を及ぼすことはないでしょう。
人体に影響を及ぼす物質が体内に吸収されない
ステンレスフライパンは表面がステンレスとなっているため、コーティングがはがれて化学物質や金属が体内に取り込まれる心配がありません。
ステンレスは熱が伝わりにくいという欠点があり、それを補うために熱伝導率の高い鉄やアルミを挟んだ多層構造になっています。しかし、ステンレスは非常に強度の高い金属のため、使用しているうちにステンレスが劣化して、他の金属が表面に出てしまう心配も不要です。
安全性もさることながら、劣化やサビが発生しにくく、お手入れも容易で長く使える点もステンレスフライパンのメリット。保温性が高いため余熱調理ができ、ガス代を節約しておいしい料理が作れるという点もうれしいですね。
難点は、ステンレスフライパンは多層構造になっているため重量があることです。腕力がないと調理しているうちに、腕が疲れてしまうかもしれません。
そこでおすすめなのが、クーベルのフライパンです。直径24cmの一般的なフライパンで重量は880g、直径27cmの深型フライパンでも1000gと、1kgを大きく超えるステンレスフライパンが多いなか、圧倒的な軽さを誇ります。
ステンレス製以外の安全性が高いフライパン2点
ステンレス以外でも安全性が高いフライパンがあります。それは、鉄製とセラミック加工のフライパン。それぞれの特徴を見てみましょう。
1.鉄製フライパン
鉄製のフライパンもステンレス同様に表面がコーティングされていません。
高温加熱すると鉄分が溶け出して体内に吸収されますが、鉄は害がなく人体に必要な成分ですから、コーティングせずとも安心して使えるのです。
ステンレス同様に安全性の高いフライパンと言えるでしょう。
ただし、鉄製フライパンはおろすときに「シーズニング」と呼ばれる作業と、使用する度にお手入れが必要です。これらの作業を「フライパンを育てる」と楽しむ人もいらっしゃいますが、人によっては手間に感じるかもしれません。
3.セラミック加工のフライパン
アルミなどの金属にセラミックで表面加工したセラミックフライパンも安心して使えます。
セラミック加工のフライパンは、テフロン加工の危険性が問題視されたことから開発されました。加熱しても有毒ガスを発生しませんし、テフロン加工よりも耐久性があります。
ただし、ステンレスや鉄のフライパンと比べて長く使えず、使っているうちにコーティングが劣化して食材が焦げ付きやすくなってしまいます。また、急激な温度変化に弱いため強火での調理は避けた方が良いでしょう。
まとめ
フライパンの中には安全性に問題があるものもあります。危険性があると言われているフライパンを使ったからと言って、すぐに健康被害が出るわけではありませんが、気になるという方は多いでしょう。
紹介したステンレスや鉄、セラミックのフライパンなら安全性が高く安心して使えます。特にセラミックのフライパンは、丈夫でお手入れも簡単。長く使えるうえ、おいしい料理をつくりやすいという多くのメリットがあります。
クーベルのステンレスフライパンは、汚れが落ちやすくさびにくいため長く使え、調理面に加工を施されていないため安心して使えます。さらに、ステンレスフライパンの難点であった重さを解決すべく、軽量化しました。
安全性が高く使いやすい、そして一生使えるフライパンをお探しの方は、ぜひクーベルのステンレスフライパンを使ってみてはいかがでしょうか。