「少し寒くなってきたから手軽に美味しいグラタンを食べたい」
「グラタン食べたいけどオーブンがないから家では作れない」
寒い季節に食べるグラタンは、冬に食べる定番料理の1つです。
しかし、グラタンを家で作ろうとすると、準備はもちろんのこと、レシピ自体が数多くあり、手間がかかります。
そこでおすすめしたいのが、フライパンで作るグラタンです。
フライパンで作るグラタンは、グラタン作りの工程を短くしつつも美味しく食べられる料理です。
グラタン好きなかたはもちろんのこと、グラタンを作りたいけど作れないと感じている方にもおすすめです。
また、グラタン作成に最適なフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。
ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。
フライパンで作るグラタンの魅力
フライパンで作るグラタンは、美味しいというのは当然ではあるものの、それ以外にも大きな魅力があります。
最初に、フライパンで作るグラタンの魅力を3点紹介します。
オーブン不要で手軽に作れる
フライパンで作るグラタンの一番の魅力は、手軽さです。
普通のグラタンの工程は、大きく5つになります。
- 具材を準備する
- マカロニを茹でる
- 他の具材を炒める
- ホワイトソースを作る
- オーブン(トースター)で焼いて仕上げ
グラタンの大変さは、具材を準備し、ホワイトソースを作った後にオーブンで火入れをするという工程が発生します。
下準備に時間がかかる上、最後にオーブンでじっくり火入れをするという工程が発生します。
フライパンで作るグラタンは、オーブン(トースター)で焼くという工程がカットできます。
オーブンが不要というメリットは、当然ながらオーブンがあれば作れるものの、一人暮らしなどでオーブンが用意できない家でも作れます。
オーブンがある家庭でも、わざわざオーブンを使うという手間が省けるため、気軽に作れるのです。
少ない洗い物で後片付けも楽
もう1つの魅力は、普通のグラタン作りに比べて少ない洗い物で片付けが楽という点です。
というのも、グラタン作りは、オーブンやトースターで「1皿ずつ」焼いて完成させます。
グラタンの魅力の1つに焼けたチーズの美味しさがありますが、皿にチーズが焼き付いてしまう場合があります。
チーズが焼き付いてしまった場合、焦げを落とすために洗い物に時間がかかるのです。
加えてオーブンやトースターなども片付ける必要があり、普通の料理と比べて後片付けが増えます。
フライパンでグラタンを作る場合、1皿ずつ焼くという工程がないため、洗い物は普通の料理と変わりません。
そのため、洗い物が大変だなという気持ちにならずに作れます。
短時間で仕上がるので忙しい時に便利
最後は、普通のグラタン作りよりも短時間で作れるという点です。
というのも、普通のグラタン作りではオーブンで1皿ずつ焼くという工程があり、人数分焼くには時間がかかります。
しかし、フライパンで作るグラタンは、フライパンで一気に焼くので時短になります。
フライパンで作るグラタン作りは、気軽に、後片付けが楽で、短時間という3つの魅力により、グラタン作りの心理的なハードルが下がるのです。
フライパンで作るグラタンの基本レシピ
フライパンで作るグラタンの魅力を知ったところで、フライパンで作るグラタンの基本レシピを紹介します。
フライパンで作るグラタンが手軽に作れる理由を、ぜひ知ってください。
引用:クックパッド
材料と必要な道具
フライパンで作るグラタンを作るにあたって、必要な材料と必要な料理を紹介します。
材料(4人分)
- 牛乳:500ml
- 生クリーム:200ml
- 小麦粉:各大さじ2
- バター(マーガリン):各大さじ2
- 塩コショウ:小さじ1
- 塩:小さじ2分の1
- マカロニ(下茹で不要そのままで):約100g
- ベーコン(ブロックでもスライスでも):約100g
- しめじ:一株
- 玉ねぎ:小なら1個、大なら半分
- チーズ:お好みで50~100g
必要な道具
- フライパン:直径26cm程度の普通のフライパン
- 包丁
- まな板
作り方の手順
フライパンで作るグラタンの作り方を紹介します。
作り方
- ベーコン、しめじ、玉ねぎを食べやすい大きさに切る
- 切った材料をフライパンに入れる
- 牛乳、生クリーム、小麦粉、バター(マーガリン)、塩、コショウ、マカロニを入れてから火をかけ混ぜる
- 中弱火で15分煮る
- 似ている途中に何度かマカロニがフライパンにつかない様に混ぜる
- 火が足りない場合は数分追加して煮る
- 味を確認し、塩味が足りないと感じた場合は塩を追加する
- しっかり火が入った後にチーズをパラパラと乗せる
- チーズを混ぜ合わせる
- チーズが溶けたら火を止めて完成
普通のグラタンレシピで発生するマカロニを茹でるや具材を炒めるという工程を、すべての食材をフライパンで煮るという工程1つで行います。
この点が、フライパンで作るグラタンは手軽に作れるという一番の魅力なのです。
グラタンの味付けアレンジ3選
フライパンで作るグラタンの基本レシピを紹介したところで、グラタンのアレンジレシピを紹介します。
グラタンアレンジの定番であるトマトベースのイタリアングラタンはもちろんのこと、一風変わったアレンジレシピも紹介します。
トマトベースのイタリアングラタン
引用:クックパッド
材料(2人分)
- 鶏モモ:1枚
- ジャガイモ:1個
- アスパラ:3本
- ブラウンマッシュルーム:4.5個
- トルテリーニチーズ:ひとつかみ
- チーズクリームソース:1袋
- オリーブオイル:適量
- 牛乳:300cc
- バター:30g
- トマトペースト:2本
- ブラックペッパー:少々
- ブイヨン:1個
- 白ワイン:少々
- パセリ:少々
作り方
- トルテリーニチーズを15分程茹でる
- ジャガイモ、アスパラ、ブラウンマッシュルームを食べやすい大きさに切る
- 鶏もも肉は一口大に切る
- フライパンにオリーブオイルをひき、鶏モモ肉を焼く
- フライパンにジャガイモ、アスパラ、ブラウンマッシュルームの順番で足して炒める
- チーズクリームとトマトペースト、牛乳、バター、白ワインを入れる
- 混ぜて味を見てブラックペッパー、ローリエを入れて15分程煮る
- 一度フライパンから具材を出し、軽くフライパンを洗った後にバターをフライパンに塗る
- トルテリーニチーズ、ジャガイモだけちょっと並べて焼く
- その上に具材をドッカリのせる
- とろけるチーズをかける
- 蓋をして中火から弱火にして15分程焼く
- 良い感じの焦げ具合まで焼けた後にパセリをかけて完成
ポイントは、色々な材料を一緒に煮るのですが、味付けはナチュラルです。
和風テイストの味噌グラタン
引用:クックパッド
材料(2人分)
- 里芋:2個
- キャベツ:1/10玉
- 長ネギ:1/4本
- 牛乳:100cc
- 小麦粉:大さじ1
- バター:15g
- 味噌:小さじ2
- みりん:小さじ2
- チーズ:好きなだけ
- ミニトマト、ブロッコリー:飾り用
作り方
- 里芋を丁寧に洗う
- 里芋を使い捨てビニール袋(アイラップなど)に入れ、レンジにいれる
- 500wで3分加熱する
- 里芋をキッチンペーパーに取り、皮をむく
- キャベツと長ねぎを適当な大きさに切る
- 切った野菜と小麦粉、バターをフライパンに入れて、弱火から中火で炒める
- 野菜がしんなりしたら、一口大に切った里芋と牛乳を入れる
- 具材にとろみがつくまで混ぜる
- とろみがついてきたら、味噌とみりんを入れて、フタして5分弱火で加熱する
- チーズを入れて、フタして2~3分弱火で加熱する
- チーズが溶けたら完成
ポイントは、里芋と味噌を使うことで、しっかりと和風に仕上げているという点です。
ヘルシーな豆乳グラタン
引用:クックパッド
材料(2~3人前)
- ブロッコリー:200g
- たまねぎ:1/4個(50g)
- ウインナー:4〜5本
- オリーブオイル:小さじ2
- パン粉:大さじ2
- 米粉(薄力粉でも可):大さじ1
- 豆乳:300g
- 顆粒コンソメ:大さじ1/2
- 塩こしょう:少々
- ピザ用チーズ:40g
作り方
- ブロッコリーは小房に分け、茎は皮をむいて小さめに切る
- たまねぎとウインナーは薄切りにする
- フライパンにオリーブオイルの半量、パン粉を入れてこんがり色付くまで乾煎りしたら器などに取り出す
- フライパンに残りのオリーブオイル、ブロッコリー、たまねぎ、ウインナーを入れて中火で炒める
- たまねぎが透き通ってきたら一旦火を止める
- フライパンに米粉(薄力粉)を加えて全体に馴染むまで混ぜる
- 米粉が馴染んだら豆乳、顆粒コンソメを加えてブロッコリーが柔らかくなるまで混ぜながら弱火で煮込む
- ブロッコリーが柔らかくなり、とろみがついたら塩こしょうで味を整え、ピザ用チーズを加えて混ぜる
- 火を止めてパン粉を全体に振りかけて完成
ポイントは、ブロッコリーが柔らかくなるまで時間がかかるため、時短したい場合はブロッコリーをレンジで加熱しておくと時短できます。
簡単アレンジで楽しむフライパングラタンの付け合わせ
アレンジレシピの次は、フライパンで作るグラタンの付け合わせです。
グラタンは、それだけで食べても美味しいものの、付け合わせと一緒に食べても美味しいです。
その中でも、定番のガーリックトーストやサラダ、パーティーにも使えるレシピを紹介します。
バゲットやガーリックトースト
引用:クックパッド
材料
- バケット:1本
- マーガリン(バター風味):60g
- オリーブオイル:70g
- にんにく(チューブでも可):3~4片(チューブの場合25g)
- パセリ:5g
- 七味:多め適量
- 粗挽き黒胡椒:適量
- 塩:少々
- 分量外マーガリン:15g程度
作り方
- バケットを3cmの厚さの輪切りで切る
- にんにくは粗めのみじん切りにする
- パセリもみじん切りにする
- にんにくとパセリをお皿にいれ、粗挽き黒胡椒、七味、塩を一緒に入れておく
- 耐熱容器にマーガリンとオリーブオイルを入れる
- ラップをした600wレンジで1分程度加熱する
- にんにくパセリと温めたマーガリンとオリーブオイルを入れて混ぜる
- ラップをして600wレンジで1分程度加熱する
- タッパーに移し入れ、バケットの切り口を両面ひたす
- フライパンにマーガリンを入れる
- フライパンに火をつけ マーガリンが溶け始めるまで火を入れる
- フライパンにバケットを入れ、両面こんがり焼いたら完成
ポイントは、バゲットにガーリックの味付けした状態であれば、冷凍保存できる点です。
サラダやスープとの組み合わせ
最初はサラダです。
引用:クックパッド
材料
- レタス:好きなだけ
- トマト(さいころ切り):好きなだけ
- 冷凍小エビ:好きなだけ
- サウザンアイランド ドレッシング:適量
- パプリカパウダー:適量
作り方
- 冷凍小エビは解凍する
- レタスは一口大にちぎり、洗って5分くらい水に浸し、水を切る
- トマトはさいころくらいの大きさに切る
- 解凍したエビは、熱湯を入れたボウルに入れて、かき混ぜ、ザルに入れて水気を切る
- レタスとトマトをボウルに入れる
- 入れすぎないようにドレッシングをかけて軽く混ぜた後、器に盛る
- エビをボウルに入れて軽くドレッシングをかけて混ぜ、レタスとトマトの上に乗せる
- ドレッシングをひとかけし、パプリカパウダーをかける
- お好みでブラックペッパーをかけて完成
ポイントは、これだけでも某有名ファミリーイタリアンの小エビサラダと同じくらい美味しく作れます。
次はスープです。
引用:クックパッド
材料
- ベーコン:4枚
- コーン:好きなだけ
- 玉ねぎ:半分
- コンソメ:大さじ1
- 塩コショウ:適量
- 水:700cc
作り方
- ベーコンは千切りにする
- 玉ねぎはみじん切りにする
- 鍋に水を入れ1とコーンを入れ沸騰させる
- 水が沸騰したら、コンソメと塩コショウで味付けをする
- 味が整ったら完成
ポイントは、甘くしたい場合はコーンをたくさんいれるようにしてください。
家族みんなで楽しむパーティーメニュー
グラタンに合うパーティーメニューとして、フィンガーフードを紹介します。
引用:クックパッド
材料
- 飾り用:ミニトマト:1個
- 飾り用:ブロッコリー:小房1個
- 飾り用:ナス:1/4本
- オリーブ油(ナスに絡める用):小さじ1/2
- 挽肉:120g
- 玉ねぎ(みじん切り):1/2個
- 市販レトルトのパスタソース:1人前(130g)
- 冷凍パイシート(半解凍):2枚
- 卵黄:1/2個
- オリーブ油:小さじ1
- 塩こしょう:少々
- 粉チーズ:適量
作り方
- 【肉ダネ】フライパンにオリーブ油をひく
- 【肉ダネ】挽肉に塩こしょうを入れて炒め、その後に玉ねぎを加え、玉ねぎがしんなりするまで炒める
- 【肉ダネ】パスタソースを加え、水分を飛ばすように中火で、適度な固さになるまで10分ほど煮詰めた後、粗熱をとる
- 【飾り用野菜】ミニトマト、ブロッコリー、ナスを各8等分に切る
- 【飾り用野菜】ブロッコリーは固茹でする
- 【飾り用野菜】ナスはオリーブ油を絡め600w30秒加熱する
- 【パイシート】パイシート1枚を8等分する
- 【パイシート】もう1枚のパイシートも同様に8等分に切り、中央部分を小さめの丸型の型でくり抜く
- 【パイシート】パイシートを2枚重ね、フチをフォークで押さえ、卵黄を塗る
- パイ生地の中央に、8等分した肉ダネをこんもりとのせ、その上に飾り用野菜をのせる
- オーブンを200度に設定し、20分ほど焼く
- 仕上げに粉チーズをかけて完成
ポイントは、ひき肉を炒めたときに脂が出た場合はペーパーで拭き取りましょう。
失敗しない!フライパンでグラタンを美味しく作るコツ
フライパンで作るグラタンや付け合わせを紹介したところで、美味しくつくるコツを紹介します。
普通に作っても美味しく作れるものの、コツを押さえて作るとさらに美味しく作れます。
ホワイトソースをダマにしない方法
ホワイトソースをダマにしないポイントを紹介します。
- バターと小麦粉と牛乳の割合は1対1対10を基本に、バターを気持ち減らすか牛乳で調整する
- 最初にバターと小麦は弱火でじっくり炒める
- 冷たい牛乳を混ぜた後は中火でとろりとするまで混ぜる
- とろみがついたら弱火に変えて、水分が飛んだ後に煮詰まるまでしっかり煮る
- 冷たくなると固まるので、温めるか牛乳を入れて適度に伸ばす
- ソース作りで使う鍋(フライパン)はステンレスか樹脂加工
中でも大きなポイントが2つあり、1つ目は弱火でじっくりと煮込む点です。
もう1つは、ホワイトソース作りに鉄やアルミを使ってしまうと色が灰色っぽくなってしまう点です。
そのため、色がつきづらい素材を使いましょう。
具材を均等に火を通すコツ
素材を均等に火を通すコツは、予熱と火加減です。
予熱のコツは、フライパンにもよりますがフライパンの「全体」から煙が出るまでです。
予熱で使う火の強さは中火以下で、じっくり行いましょう。予熱が終わったら、一旦火を止めてから脂を入れます。火加減のコツは、弱火でじっくりという点です。
フライパンで作るグラタンは、基本的には煮ることで火を通します。その際、強火で行ってしまうと焦げ付きの原因になってしまいます。
そのため、少なくとも中火以下、可能であれば弱火で炒めましょう。
カリカリのチーズを上手に作る焼き方
カリカリのチーズを上手く作るコツは、電子レンジを使うことです。
使うチーズはとろけるチーズで、とろけるチーズを皿に広げ、ラップをしない状態で電子レンジに入れます。
電子レンジは、600Wであれば約2分程度加熱します。これだけでかりっとしたチーズが作れます。
クーベルのステンレスフライパンならグラタンも美味しく作れる
フライパンで作るグラタンは、「煮る」という工程がメインです。
クーベルのステンレスフライパンは、「煮る」工程が多いグラタン作りにおすすめできるフライパンです。
クーベルのフライパンであれば、グラタン作りを美味しく作るコツで紹介した「ホワイトソースをダマにしない方法」と「具材を均等に火を通すコツ」が簡単に実践できます。
というのも、ホワイトソース作りでは、ホワイトソースに余計な色がつかないステンレスがおすすめです。
加えて「弱火で煮る」にもステンレスフライパンであれば、保温力の高さからしっかり火が入ります。
クーベルのステンレスフライパンは、普通のフライパンと深型のフライパンの2種類があり、深型のフライパンの方がグラタン作りにおすすめです。
まとめ
本記事では、フライパンで作る超簡単グラタンレシピを紹介しました。
本記事で紹介したレシピであればグラタンが簡単につくれるので、グラタン作りは大変と思っている人はもちろんのこと、オーブンでグラタンを作る方にもおすすめです。
フライパンで作ったグラタンは、オーブンで作ったグラタンとはまた違った美味しさが味わいましょう。