フライパンの"フッ素加工・セラミック加工・無加工"の特徴・メリット・デメリット

フライパンの"フッ素加工・セラミック加工・無加工"の特徴・メリット・デメリット

皆さんは、お手持ちのフライパンの調理面がどのような加工をされているか、について気にされたことはありますか?

「あまり気にしたことがない」という方も多いかもしれませんが、実は調理やお手入れ、安全について考える上でとっても重要なんです!

この記事では、フライパンの調理面への"フッ素加工・セラミック加工・無加工"について、それぞれの特徴・メリット・デメリットについて書いていきます。

フッ素加工(テフロン加工)フライパンの特徴について

フッ素樹脂加工フライパン

フッ素樹脂加工とはフッ素樹脂でフライパンの調理面を覆ったものです。

おそらく、皆さんがお持ちのフライパンの中で最も多いのがこちらのフッ素加工(テフロン加工)が行われたものではないでしょうか。

ちなみにフッ素加工とテフロン加工は同じものと考えていただいて問題ありません。
違いはなにかというと、"テフロン加工"というのはアメリカにあるデュポン(ケマーズ)という企業が登録している商標であり、デュポン社によるフッ素樹脂で加工されたものをテフロン加工と呼ぶ、というものです。

また、マーブルコート・ダイヤモンドコート・チタンコートと呼ばれるフライパンも存在しますが、それらはフッ素に加えてそれぞれの素材を混ぜて加工を行ったものです。
そのため、耐用年数や値段の差はありますが、基本的にはフッ素加工と同じものだと考えて下さい。

フッ素加工フライパンのメリット

フッ素加工されているフライパンの最大のメリットとは、くっつきにくく、料理初心者の方でも扱いやすい、というものです。

例えば炭水化物が多く含まれる食材や、卵などはフッ素加工が行われていないフライパンだとくっついてしまいがちです。

しかし、テフロン加工のフライパンであれば、くっつくことはほぼないため、失敗する確率を下げることができます。

また、他のメリットとして、食材がくっつきにくいため汚れを落としやすいというものもあります。

しかし、後に述べますが、必ずしもお手入れしやすいというわけではなく、気をつけて扱わなければフッ素加工が剥がれるなどで劣化しやすいという特徴もあります。

さらに、フッ素加工のフライパンは値段が安いものが多いです。

しかし、こちらも後に述べますが耐用年数は短いので、長いスパンで考えるとかえって割高です。

フッ素加工フライパンのデメリット

まず、値段や使用頻度によって異なりますが耐用年数が1〜3年程度と短いという点が挙げられます。

なぜかというと、塗装は永久的に保つものではなく、使用することや手入れの方法により、劣化して剥がれていってしまうからです。

メンテナンスの方法についてもう少し具体的に述べると、例えば調理後すぐの熱々の状態で冷たい水を入れるなどで急速に冷やすとフッ素加工を痛めてしまいます。

また、スチールウールや金たわし、研磨剤などの硬い素材を使って調理面を磨いてしまうと、表面の加工が傷んでしまい、これも劣化の原因となります。

加えて、調理時にも金属製の調理器具を使ってしまうことも調理面を傷つけてしまう原因となります。

さらに大きな問題として、空焚きをして高温状態になった場合、加工が剥がれてしまうだけでなく、空気中に有害物質が発生してしまうという点が挙げられます。

テフロン加工に含まれるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)・PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)・PFOA(ペルフルオロオクタン酸)などの物質から、発がん物質を含む有毒なガスが発生してしまうのです。

こちらは空焚きしなければ問題ないということではなく、フライパンで食材を炒める際、食材が接しない部分というのは存在するため、その部分は高温になってしまいます。

そのため、テフロン加工のフライパンは使いやすいですが、その代償として安全性が低いものとなっています。

セラミック加工フライパンの特徴について

フッ素樹脂ではなく、セラミックによって調理面を塗装されたものです。

セラミックとは日本語では陶磁器を指すものであり、耐熱性に優れ、高い硬度を誇るという特徴があります。

また、白色であるため、調理器具に使われる際にはポップな印象となります。

セラミック加工フライパンのメリット

まず挙げられるのは、フッ素加工と異なり、有害物質が発生しない、という点です。
また、セラミックは温度が上がると木炭などと同様、遠赤外線を発生させるという特徴があります。

そのため、食材の中まで熱が浸透し、料理を美味しく作ることが可能です。さらに、耐食性・防錆性が高いため、錆びにくい、という特徴もあります。

セラミック加工フライパンのデメリット

まずは、フッ素加工と比較すると料理がくっつきやすいという特徴があります。

さらに、フッ素加工と同様に表面の塗装が劣化してしまうため、こちらも1〜3年程度での買い替えが必要となります。

先に述べたようにセラミックは耐熱性に優れ硬いという特徴があるのですが、劣化しないということではなく、空焚きや急速な温度変化が生じてしまうと塗装は劣化してしまいます。

また、硬くはあるのですが、陶磁器と同様割れやすいものではあるため、金属製の調理器具を使ったり強い衝撃を与えると割れてしまう可能性があります。

無加工フライパンの特徴について

こちらはその名の通り、上記のようなテフロンやセラミックによる加工が行われていないフライパンです。

特に鉄フライパンなどで多く用いられている手法ですが、ステンレスやアルミのフライパンなどでももちろん用いられています。

無加工フライパンのメリット

調理面に一切のコーティングが行われていないため、フッ素加工やセラミック加工のデメリットであった調理面の塗装が剥がれる・劣化してしまう、という心配がありません。

そのため、正しい使い方をすることで、一生モノのフライパンとして使っていくことが可能です。

また、ステンレスや鉄のフライパンであれば、調理後すぐに水を注ぐことによってお手入れを簡単にすることも可能です。

当然傷にも強く、鉄やステンレスのフライパンであれば金属製の調理器具を使うことも可能ですし、汚れてしまった場合もスチールウールや金たわしでゴシゴシと洗うことができます。

さらに、調理面に有害物質ももちろん含まれていないため、ご自身やご家族への悪い影響をが生じる懸念がなく、安心して使用することができます。

加えて、ステンレスや鉄、アルミのフライパンが持つそれぞれの特徴をフルに活かして料理を美味しく仕上げることができるため、プロの料理人の多くが無塗装のフライパンを使用しています。

それぞれの材質が持つ特徴についてはこちらの記事にまとめていますのでそちらもご覧ください。

無加工フライパンのデメリット

慣れていない方が使うと、食材がくっつきやすいという特徴があります。

そのため、特に鉄のフライパンなどの場合は油通しを行う必要があるなど、調理時にはフッ素加工のフライパンと比較してひと手間必要です。

しかし、予熱を十分に行うなどによって、上手に調理することは可能です。

とはいえ、食材に炭水化物が多く含まれる場合やオムレツなどの卵料理はくっつきやすいため、個人的にはそれらの調理を行う際には他のフライパンと使い分ける、ということをお勧めします。

まとめ

フライパンに行われる「フッ素加工」「セラミック加工」「無加工」の特徴とそれぞれのメリット・デメリットについてまとめてみましたが、皆さんはどういったフライパンが気になりましたか?

クーベルのステンレスフライパンは無加工のステンレスフライパンであり、ご家族の健康に良く、美味しく調理もできる一生使えるフライパンです。
詳細は以下のボタンの先にございますので、気になる方はご覧ください!

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