ステンレスフライパンに関するリアルな口コミをお寄せいただくシリーズの第6弾は40代の女性にお寄せいただいたストーリーです。
今回の内容は、結婚と同時に調理器具を揃えた際のお話です。色々な選択肢の中からなぜステンレスフライパンが選ばれたのか。そして実際の購入後にどのように活用されているのかについて紹介されています。
Q:なぜステンレスフライパンを購入したんですか?
結婚して実家から新居に引っ越すため、新生活で必要なアイテムはほぼいちからそろえていくことになりました。特に結婚と同時に仕事よりも家庭を優先にしたパートタイムの働き方にシフトしたため、家での掃除や洗濯、食事作りは私が担当することになりキッチン用品を選んでいたときのことです。
実家にいるときは母が作った食事を食べていて調理道具に関してはほとんど無知だったため、ショップの店員さんと相談しながら決めていくことにしました。驚いたのがどのアイテムでも様々なブランドから、様々な機能性を兼ね備えたものが販売されていることです。フライパンに関していえば、サイズや重量はじめ、素材が鉄やアルミ、ステンレスなどあって選びきれないほどでした。
それぞれ特徴があるので、店員さんに一通り説明してもらいアルミかステンレスにまで絞り込みました。アルミの中でも特にフッ素加工されたタイプは焦げにくいので洗いやすく手入れも楽だし、油をひかなくても調理ができるのでヘルシーだし手軽さが魅力でした。ステンレスは汚れが落としやすいので手入れが楽なだけでなく、傷つきにくいので丈夫なため、大事に使えば一生使用できるというところに一番惹かれ購入することに決めました。
Q:用途と使用頻度はどうですか?
ステンレスフライパンは保温性に優れているため食材を入れても温度をキープしながら調理することができ、炒め物がべちゃっとせずにシャキシャキっと美味しく仕上げることができます。仕事から帰ってきてバタバタすることも多いので、簡単にタンパク質と野菜を摂取でき短時間で調理が完了する炒め物は、牛肉・豚肉・鶏肉×旬の野菜など組み合わせを変えることで飽きないので最低でも週2日は作るほど我が家の定番料理になっています。
また保温性が高いので火を消した後もそのまま余熱を利用できるので煮込み料理にもピッタリです。子供も大好きなカレーやハヤシライス、おもてなしに作りたいビーフシチューはお鍋同様美味しく出来上がります。
表面にしっかり焼き色をつけたいステーキやハンバーグなどのお肉料理にも適しています。外はかりっと、中はジューシーに仕上がりうま味をしっかり閉じ込めてくれます。保温性があるので焼きむらなく肉汁たっぷりの仕上がりを実現することができます。
取っ手が外れるタイプにすると、グラタンやラザニアなどを作る際に非常に便利です。食材をフライパンで炒めたあとにたっぷりのチーズをのせてそのままオーブンに入れてスイッチを押せばいいので、わざわざお皿に移し替える必要がないからです。洗い物も少なくなるし時短になります。棚にしまうときも取っ手があると取っ手部分が無駄に収納スペースをとってしまうのが嫌だったのですが、取っ手を外せば高さのないお鍋のような感じになってコンパクトに収納できるのも良いです
ただフッ素加工されたフライパンに慣れている方は、同じ感覚で調理をしていると食材をこがしやすいかもしれません。メリットでもある保温性に優れている反面、熱伝導率が悪いため食材がこびりつきやすいからです。
そのため調理をする前に必ず油をしいて、中火から強火の火加減で加熱をはじめ、自然に油が全体に広がりだしたら弱火にして調理を始めると、こげつきやひっつきを防ぐことができます。万が一焦がしてしまっても、タワシでゴシゴシ磨いたり、ぬるま湯に少しつけておくとするっとこげがとれてくるので手入れが楽です。また近年ではステンレスとアルミを重ねた多層構造を取り入れたタイプもあるので要チェックです。
またアルミなどに比べて重量感があるのもデメリットです。小さいサイズであればそこまで気になりませんが、大きいサイズの場合フライパンに加えて食材の重さも加わるので、お皿に移し替えるときなど持ち上げるのに一苦労の場合があります。
ただ真っ黒なフッ素加工のフライパンは道具らしさが前面に出て少し安っぽいイメージがありますが、シルバーがスタイリッシュなイメージのステンレスはお洒落感があり、キッチンの壁に吊り下げて置いたり、コンロにそのままポンとおいておくだけでも、こなれ感を演出できるのも特徴です。
現にSNSに食事関連の生地をアップする際に、ステンレスのフライパンで調理中だったり、そのままテーブルに出したところを写真にすると、それだけで食事が美味しそうに見え、いいねボタンも心なしか多くなっています。
ちょっとしたコツさえつかめばストレスなく調理することができるし、さびにくいのでしっかり手入れしていけば長年愛用できるキッチン用品です。愛着の持てるアイテムならばもっと料理をしたくなるし、頻繁に買い替える必要がないので経済的でもあります。
編集部によるまとめ
家族の健康を考えて簡単に栄養が摂りやすい美味しい野菜炒めを美味しく作れるというだけでなく、色々な料理でステンレスフライパンを活用されている女性からの体験談でした。みなさんはもしステンレスフライパンを購入したらどんな料理を作ってみたいですか?