「パン作りしたいけど、準備が面倒で困っている」
「健康に良いパンを簡単に作りたい」
家で作るパンは、お店で売られているパンと比べて自分好みのパンが作れます。
しかし、パン作りは材料以外の準備が大変で、ハードルが高いと感じているかもしれません。
そこで、フライパンでパン作りを紹介します。
フライパンであれば、オーブンやホームベーカリーよりも気軽に作れます。
家でも簡単なフライパンで作るパン作りのコツや、おすすめフライパンも紹介します。
また、ずっと使い続けたくなる一生モノのフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。
ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。
ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。
フライパンで作れる簡単パンレシピ10選
最初に、フライパンで作れる簡単パンレシピを紹介します。
甘いパンや惣菜パンなど、様々なパンがフライパンで作れます。
紹介するパンレシピ
- クリームチーズとくるみの平焼きパン
- さつまいもの胡麻チーズパン
- ハムマヨチーズパン
- オムレツチーズパン
- カリもち餃子パン
- 練り込みカスタードちぎりパン
- ふかふか白パン
- もちもち塩パン
- スティックチーズパン
- プレーン蒸しパン
クリームチーズとくるみの平焼きパン
引用:デリッシュキッチン
材料
- くるみ [ロースト]
- クリームチーズ
- ホットケーキミックス
- ヨーグルト[無糖]
- サラダ油
- 塩
作り方
- くるみは粗みじん切りにする
- クリームチーズは6等分に切る
- ボウルにホットケーキミックス、ヨーグルト、サラダ油、塩を入れてひとまとまりになるまで混ぜ、くるみを加えて混ぜ込みながらひとまとまりにした後、6等分にする
- ボウルに入った生地手のひらでまるめて平たくつぶし、クリームチーズをのせて包む
- 生地を厚さ2cm程につぶす
- フライパンにサラダ油を入れてキッチンペーパーで薄くのばし、生地を並べ入れる
- フライパンにふたをして弱火で10分焼き、裏に返してふたをして10分焼いて完成
ポイントは、生地がゆるくまとまらない場合は、ホットケーキミックスを動画と同様の固さになるまで大さじ1程度ずつ追加して様子をみましょう。
さつまいもの胡麻チーズパン
引用:デリッシュキッチン
材料
- さつまいも
- ピザ用チーズ
- ホットケーキミックス
- 白玉粉
- 絹豆腐
- 黒いりごま
- サラダ油
作り方
- さつまいもは1cm角に切って水にさらして水気を切り、耐熱容器に入れてふんわりとラップをした後、600Wのレンジで4分加熱して粗熱を取る
- ボウルに白玉粉と絹豆腐を入れてよく混ぜ、白玉粉の粒がなくなったらホットケーキミックス、黒ごまを加えて混ぜて7等分に分ける
- 手にサラダ油ぬり、2を丸くつぶしてさつまいも、ピザ用チーズをのせて包み、丸める
- フライパンにサラダ油を薄くぬり、生地を並べてフライパンに蓋した後、弱火で両面15分ずつ焼いて完成
ポイントは白玉粉入りで冷めると硬くなるため、出来立てをぜひお召し上がりください。
ハムマヨチーズパン
引用:デリッシュキッチン
材料
- ホットケーキミックス
- 卵(M玉)
- 溶かしバター(無塩)
- プレーンヨーグルト(無糖)
- ハム
- とろけるチーズ
- マヨネーズ
作り方
- ハム、とろけるチーズは縦6等分に切る
- ボウルに卵、ヨーグルト、溶かしバターを入れて混ぜ、ホットケーキミックスを加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 打ち粉をしたまな板の上で3をなめらかになるまでこねる
- 生地を6等分にして30cm程度の棒状にし、めん棒で軽く伸ばす
- 生地にマヨネーズをぬり、手前からハム、チーズ、ハムの順に並べて手前から巻く
- フライパンにまるく切ったオーブンシートをのせ、生地を並べる
- ふたをして弱火で15分焼いて完成
ポイントは、生地はベタつきやすいので、まな板に叩きつけるようにしてこねる点です。
オムレツチーズパン
引用:デリッシュキッチン
材料
- 卵
- ホットケーキミックス
- 溶かしバター(無塩)
- プレーンヨーグルト(無糖)
- とろけるスライスチーズ
作り方
- ボウルに卵、ヨーグルトを入れて混ぜ、溶かしバターを入れて混ぜ、ホットケーキミックスを加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 生地が滑らかになるまでこねたら、2等分にして丸めて、めん棒でだえん形に伸ばす
- 生地の下半分にとろけるチーズをのせ、半分に折り半円形にして閉じ口を止めたら菜箸などで模様をつける
- オーブンシートを敷いたフライパンに並べ、弱火で両面5分ずつ焼いて完成
ポイントは、塩味を感じたい場合は、無塩バターは有塩バターに変えましょう。
カリもち餃子パン
引用:デリッシュキッチン
材料
- ホットケーキミックス
- 塩
- サラダ油
- 水
- 豚ひき肉
- ニラ
- ねぎ
- おろしにんにく
- おろししょうが
- 酒
- オイスターソース
- 塩こしょう
- 片栗粉
作り方
- ねぎ、ニラはみじん切りにする
- ボウルにねぎ、にらを入れて粉気がなくなるまで混ぜ、よくこねる
- ボウルをラップして15分程おく
- 別のボウルに生地を入れて粘りが出るまで混ぜ、4等分に分けて餃子あんを作る
- 生地を4等分に分け、12〜13cm程の大きさに丸く伸ばし、餃子あんをのせて餃子の形に形をととのえる
- フライパンにクッキングシートを敷いて、包んだ生地をのせて クッキングシートを少しめくり、水(分量外:50cc)を加えてクッキングシートを内側に折込みふたをして、弱火で15分程蒸し焼きにして完成
ポイントはフライパンで蒸し焼きにする際、水が少なくなったら足していく点です。
練り込みカスタードちぎりパン
引用:クックパッド
材料
- 強力粉
- 砂糖
- 塩
- 牛乳
- ドライイースト
- マーガリン(バター)
- カスタードクリーム
作り方
- ボウルに強力粉、砂糖、塩、1番上にドライイーストを入れ人肌に温めた牛乳をドライイースト目指し入れる。
- ゴムべらで全体を混ぜ、ある程度まとまってきたら作業台に生地を乗せ、5分程度捏ねる
- マーガリンを真ん中に乗せ生地に馴染むように捏ねる
- 生地をひとつにまとめたらスケッパー等で4等分にしてそれぞれ丸くする
- 大さじ1杯の水を入れたフライパンにクッキングシートを敷き、生地を乗せた後にフライパンに蓋して弱火で1分位おき火を止めそのまま20分程おく
- 生地が2倍位膨らんだらすべてひとまとめにした後、押しつぶしながらガス抜きする
- 生地にカスタードクリームを練り込んでいき、16等分にしてクッキングシートを敷いたフライパンに並べる
- 蓋をして弱火で5分程焼く
- 焼き色が着いたら蓋がズレない様にひっくり返し蓋をして裏側も焼く
- 両面程よく焼き色がつけば完成
ポイントは、マーガリンとカスタードクリームを練り込む時に、飛び散りに注意しましょう。
ふかふか白パン
引用:デリッシュキッチン
材料
- 強力粉
- 薄力粉
- 牛乳
- 有塩バター
- 砂糖
- 塩
- ドライイースト
作り方
- 耐熱容器に牛乳、バターを入れて、ふんわりとラップして600Wのレンジで20秒加熱して混ぜる
- ドライイースト、砂糖、塩の順に加えて都度混ぜる
- 強力粉、薄力粉を加えてよく混ぜる
- 打ち粉をしたまな板の上でこねて、6等分にして丸める
- フライパンにクッキングシートをしき、パンをのせ、ふたをして弱火で30秒加熱して、火を止めて20分おいて発酵させる
- 弱火(とろ火程度)で15分焼く
- その後、火を止め、ふたを開けずに15分おいて完成
ポイントは、しっかりと時間をかけて生地を発酵させる点です。
もちもち塩パン
引用:ナディア
材料
- 強力粉
- 砂糖
- 塩
- バター(無塩)
- ドライイースト(インスタント)
- ぬるま湯(約40℃)
- 砂糖
- バター(有塩)
作り方
- 【仕込み水】ぬるま湯、ドライイースト、砂糖を入れ、軽く混ぜる
- 粉を計量し、練乳、塩、バターをボウルに入れる
- 粉の入ったボウルに【仕込み水】を入れ、混ぜ合わせてひとまとめにする
- バターが全体に行き渡るようになるまで約5分こねる
- 耐熱ボウルに生地を入れて霧吹きで水をかけ、クッキングシートをのせてラップする
- 500Wのレンジで約20秒加熱し、すぐに丸め直す
- クッキングシートとラップして10分休ませる
- 生地を6個に分割し、丸め直す
- 丸型にして厚さ2cmくらいまで押しつぶす
- フライパンに生地を入れて中央にバターを落として熱する
- 霧吹きをし、ふたをして弱火で10分焼く
- 底面に焼き色がついたら裏返し、霧吹きをしてさらに5分蓋して焼く
- 溶けてこんがりしたバターをパンの表面に全体的につけて完成
ポイントは、生地づくりでは台の上で叩き、ねじり伸ばしてまとめる作業を繰り返し、全体的に弾力とツヤが出てきて薄い膜が張るようになったら、丸め直す点です。
スティックチーズパン
引用:デリッシュキッチン
材料
- サラダ油
- ケチャップ
- ホットケーキミックス
- 片栗粉
- 砂糖
- 卵
- 無糖ヨーグルト
- サラダ油
- プロセスチーズ
作り方
- プロセスチーズは5mm角に切る
- ビニール袋にホットケーキミックス、片栗粉、砂糖を入れてふって混ぜる
- 卵、ヨーグルト、サラダ油、プロセスチーズを入れてなめらかになるまでよく混ぜる
- ビニール袋の端を切る
- フライパンにサラダ油を入れてキッチンペーパーで全体に伸ばし、生地をスティック状にしぼり出す
- ふたをした後弱火で5分焼き、裏に返して2分程焼く
- 最後にパンにケチャップを添えて完成
ポイントは、弱火で焼いた際の火入れの確認方法で、竹串などを刺してみて、生地がついてこなければしっかり中まで火が入っています。
プレーン蒸しパン
引用:デリッシュキッチン
材料
- 卵
- 砂糖
- 牛乳
- 薄力粉
- ベーキングパウダー
- サラダ油
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて混ぜる
- 牛乳を加えて混ぜ、薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるい入れて混ぜて生地を作る
- 生地にサラダ油を加えて混ぜる
- シリコンカップに生地を等分に流し入れる
- フライパンに厚手のクッキングペーパーを3枚重ねて敷く
- 生地を並べ入れ、底から3cmほどの水(分量外:適量)を加える
- ふたをして弱めの中火で15分〜20分蒸して完成
ポイントは、蒸し焼き時に水が少なくなったら都度足していく点です。
フライパンで作るパンの魅力
一般的にはオーブンなどで作るパンですが、フライパンでも美味しいパンが作れます。
加えてフライパンで作るパンは、オーブンよりも気軽に簡単、それでも美味しくつくれます。
そこで、なぜ気軽に簡単につくれるのか、フライパンで作るパンの魅力を紹介します。
こねるスペースや道具がほとんど必要ない
フライパンで作るパンが手軽に簡単につくれるポイントは、こねるスペースや道具がほとんど必要ないからです。
というのも、オーブンでパンを作る場合、例えばボウルで生地を混ぜて、パンをこねるスペースを準備して、オーブンを予熱のために温めるといった準備が必要です。
しかし、フライパンでパンを作る場合、生地を混ぜる、生地をこねる、生地を発酵させる、最後に生地をやくまでフライパン1つですべての工程が進められます。
パン作りでは、オーブンの他にキッチン家電のホームベーカリーが使えます。
ただ、毎日パン作りをする方はともかくとして、たまにパンを作って楽しみたい方にとっては、キッチン内の設置場所や使った後の収納場所などを考えないとキッチンが狭くなってしまいます。
たまにパン作りを楽しみたい方には、フライパンが一番お手軽です。
自然な甘みを感じる優しい味に仕上がる
フライパンで作ったパンの特徴は、外側はカリッと香ばしく、内側は蒸し焼きにするのでふんわりと仕上がります。
フライパンで作ったパンの味は、パン本来の甘みが感じやすく、オーブンやホームベーカリーと比べて優しい味に仕上がります。
加えてフライパンで作るパンは作り方がシンプルなため、無添加パンなどであっても簡単につくれます。
オーブンやホームベーカリーとは特徴が違う仕上がりになるため、パン作りのレパートリーとしてもおすすめです。
フライパンでパンを作る際のポイント
実際にフライパンでパンを作りたい方向けに、フライパンでパンを作る際のポイントを紹介します。
実は、フライパンでパンを作る際には、フライパン選びも重要です。
深型のフライパンを使用する
フライパンでパンを作る際は、深型のフライパンがおすすめです。
というのも、パンを焼くにはある程度の高さが必要になるからです。
普通のフライパンでパンを作った場合、例えばピザのようなパンに仕上がります。
深型のフライパンであれば、薄いパンも厚みがあるパンも作れます。
加えて生地を混ぜてこねる工程をフライパンで行いたい場合も、深型の方が粉の飛び散り防止や生地がこぼれず混ぜやすいためおすすめです。
補足として、専用のガラス蓋が付属していると、発酵や蒸し焼き中にフライパンの中が見えるためおすすめです。
重めのフライパンを使用する
重めのフライパンをおすすめする理由は、フライパンでパンを作る際の火加減が理由です。
というのも、フライパンでパンを作る場合、時間をかけて生地の中までしっかり火入れをする必要があります。
強火で加熱してしまうと中まで火が入る前に焦げてしまうため、火のあたりが柔らかいフライパンを使い、弱火で時間をかけて加熱するのがパン作りのコツです。
アルミのような軽いフライパンの場合、火のあたりが強いため、弱火であっても焦げやすくなってしまいます。
重めのフライパンの中でも、フライパンにしっかりとした厚みがあり、金属を溶かして型を作るタイプのフライパンがおすすめです。
クーベルのステンレスフライパンなら美味しいパンが簡単に作れる
クーベルのステンレスフライパンは、フライパンでパン作りにもおすすめできるフライパンです。
クーベルのステンレスフライパンは、直径24cmの平型と直径27cmの深型があり、パン作りにおすすめしたいのは深型のフライパンです。
加えて、クーベルのステンレスフライパンであれば、パンの加熱でも失敗しづらいのです。
というのも、ステンレスフライパンは、熱伝導率が低いかわりに保温性が高いという特徴があります。
パンの加熱は、火のあたりが柔らかいフライパンで、弱火で時間をかけて加熱するのがポイントです。
ステンレスフライパンであればアルミのフライパンよりも火のあたりが柔らかく、保温性が高いので弱火で時間かけて加熱できます。
加えてクーベルのステンレスフライパンは、3層構造で普段使いでも扱いやすいため、家庭で使うフライパンとしてもパン作りのフライパンとしてもおすすめです。
まとめ
本記事では、フライパンで作れる簡単パンレシピを紹介しました。
フライパンで作ったパンは、オーブンやホームベーカリーとは違った味や食感のパンが作れます。
パン作りにハードルの高さを感じている方は、ぜひ一度フライパンでパンを作ってみてはいかがでしょうか。