「蒸し料理って大変そうだから挑戦したいけど挑戦しづらい」
「蒸し料理が作りたいけど蒸し器がないから作れない」
蒸し料理は、時間がかかるという点や大変そう、準備などが必要と感じるかもしれませんが、実はフライパンでも作れます。
そこで、本記事ではフライパンで作る蒸し料理のレシピや、簡単につくれる蒸し料理の作り方のコツを紹介します。
また、長く使えるフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。
ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。
ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。
フライパンで作れる簡単蒸し料理レシピ10選
最初に、フライパンで簡単につくれる蒸し料理レシピを紹介します。
どれも難しくないのはもちろんのこと、定番の料理から新しい楽しい料理までぜひ試してください。
焼売とキャベツのフライパン蒸し
引用:クックパッド
使う食材
- キャベツ
- 市販の焼売
- 椎茸(しめじ)
- にんじん
- その他お好きな野菜・具材
- ポン酢やラー油、辛子など
- 酒
- みりん
- 鶏がらスープ
作り方
- キャベツはざく切りにする
- 他の野菜も食べやすい大きさに切り、全てフライパンに入れる
- フライパンを熱し、酒、みりん、鶏がらスープを入れて蓋して野菜を蒸し、水分を出す
- 野菜に火が通ったら上に焼売を乗せ、再度蓋して5分程度蒸す
- 蓋を開け、少し水分を飛ばす
- お好みでポン酢やラー油、辛子をつけて完成
ポイントは、調味料の量は野菜の量で調整してください。
また、ポン酢やラー油、辛子といった調味料は、苦手であれば不要です。
鮭のフライパン蒸し
引用:クックパッド
使う食材
- 下味革命もろみのチカラ
- 鮭
- 玉葱
- 人参
- ピーマン
- しめじ
- 醤油
- バター
作り方
- 鮭は水でさっと洗いキッチンペーパーで水気を拭く
- 鮭を最低1時間、下味革命もろみのチカラを入れて漬ける
- 鮭を漬けている間に野菜を切る
- 玉葱、人参、ピーマンは千切りにする
- しめじは石づきを切ってほぐし、長かったら半分に切る
- フライパンに、鮭、野菜、下味革命もろみのチカラ、醤油、バターを入れる
- フライパンに蓋して火にかけ、最初約1分強火、その後弱火にして約10分蒸す
- 皿に盛り付け、汁をかけて完成
ポイントは、下味をしっかりつけるのとバターを入れて味に深みを入れる点です。
鮭のキムチ蒸し
引用:クックパッド
使う食材
- 鮭
- 塩
- キムチ
- 白菜
- 春雨(乾燥)
- 小ねぎ
- しょうゆ
- 酒
- ごま油
- 味噌
- 鶏がらスープの素(粉末)
作り方
- 鮭はかるく塩をふり、10分くらい置く
- 鮭はキッチンペーパーで水気をふき取る
- 春雨は5cmに切って、お湯でもどし、水気を切る
- 白菜の葉はざく切り、軸は3cmの削ぎ切りにする
- 白菜の葉と軸に分ける
- フライパンに油をひかないで、白菜の軸を入れる
- フライパンに春雨をのせる
- フライパンに鮭をのせる
- フライパンに白菜の葉をのせる
- フライパンにキムチをのせる
- 鮭に酒大さじ1をふりかける
- フライパンに蓋して弱火で加熱する
- 【タレ】器に酒、味噌、鶏がらスープの素を混ぜる
- 【タレ】しょうゆを入れて混ぜる
- 【タレ】ごま油を混ぜてタレは完成
- フライパンに先ほど作ったタレをかける
- 具材を箸で混ぜて味をなじませる
- ネギをかけて完成
ポイントは、ネギについては好みでかけなくても問題ありません。
フライパンで蒸し豚野菜
引用:クックパッド
使う食材
- キャベツ
- ジャガイモ
- エノキ
- 豚バラ肉
- 好みのドレッシング
作り方
- キャベツ1/4玉はざっくり3等分にする
- ジャガイモは皮をむいて5mm位の輪切りにする
- エノキ1/2は適当に手で割る
- フライパンにクッキングシートを敷いて、その上に野菜を乗せる
- フライパンにおいた野菜の上に豚バラ肉を置く
- 鍋肌からシートの下に水を入れる
- フライパンに蓋して、極弱火(とろ火)で20分くらい蒸し焼きにする
- 肉に火が通るまでしっかりと火入れをする
- 野菜が柔らかくなったら皿に盛り、好みのドレッシングをかけて完成
ポイントは、水が少ないとクッキングシートが燃える可能性があるため、水は多めに入れましょう。
カボチャと牛コマの蒸し料理
引用:クックパッド
使う食材
- かぼちゃ
- 牛コマ
- しょうゆ
- 酒
- 生姜
作り方
- 生姜を薄くスライスして、しょうゆと酒と一緒に牛コマの味付けをする
- かぼちゃは、食べやすい大きさに切る
- フライパンにかぼちゃを敷き詰め、上から牛コマを汁ごと加える
- 弱火でふたをして加熱する
- 途中、カボチャを裏返しした後、さらにふたをして加熱する
- 汁気がなくなる直前に火を止めて完成
ポイントは、最初に牛コマを味付けした上で、かぼちゃと一緒に蒸す点です。
夏野菜と豚肉のフライパン蒸し
引用:クックパッド
使う食材
- 豚肉薄切り(細切れでも)
- 玉ねぎ
- ナス
- トマト
- サラダ油
- 酒
- ケチャップ
- 中農ソース
- めんつゆ(3倍濃縮)
作り方
- ナスはヘタを落として1㎝厚さに切る
- 玉ねぎも1㎝ほどの幅に切る
- トマトはヘタを落として櫛切りにする。
- フライパンにサラダ油を入れ、ナスにまぶしてから火をつける
- ナスに焼き色を付けてから玉ねぎとトマトを入れる
- フライパンに豚肉を広げて載せて、酒を振って蓋して蒸す
- 野菜がしんなりして、豚肉に火が通ったら火を止める
- 【ソース】ケチャップ、中農ソース、めんつゆをよく混ぜる
- 器に盛り、ソースを添えたら完成
ポイントは、和風ソースが苦手な場合は、お好みで作りましょう。
豚肉キャベツと舞茸の蒸し焼き
引用:クックパッド
使う食材
- キャベツ
- 玉ねぎ
- 舞茸
- 豚肉
- 料理酒
- 水
- 塩こしょう
- 顆粒だし
作り方
- キャベツ、玉ねぎ、舞茸は食べやすい大きさに切る
- フライパンに油をひき、キャベツ→玉ねぎ→舞茸→豚肉の順で重ねる
- 料理酒、水、塩こしょう、顆粒だしを加えて、蓋して蒸し焼きにする
- 食材に火が通れば完成
ポイントは、ポン酢がおすすめですが、自分が好みのつゆをかける点です。
フライパンで肉シュウマイ
引用:クックパッド
使う食材
- シュウマイの皮
- 玉ねぎ
- 豚ひき肉
- キャベツ
- 水
- 片栗粉
- 砂糖
- しょうゆ
- オイスターソース
- 酒
- ラード
- すりおろし生姜(チューブ)
- ごま油
- ガラスープの素
- 塩
作り方
- 玉ねぎをみじん切りにする
- ボウルに玉ねぎとひき肉、合わせ調味料を入れ粘りが出るまでよく混ぜる
- バター用のヘラなどでシュウマイの皮にタネを詰め込み、形を整える
- ラップして、冷蔵庫で一時保管する
- キャベツの千切りを作る
- フライパンに千切りキャベツを敷き、シュウマイをくっつかないように並べる
- 鍋肌から水を回し入れ、中火で加熱する
- 蓋して10〜15分蒸し焼きにして完成
ポイントは、キャベツの代わりに白菜、レタスで代用可能です。
キャベツと豚バラ肉のフライパン蒸し
引用:クックパッド
使う食材
- キャベツ
- 豚バラ肉
- 酒
- 酢
- しょうゆ
- 砂糖
- しょうがチューブ
- にんにくチューブ
- 小口ネギ
作り方
- キャベツ一口大に切る
- キャベツと豚バラ肉をフライパンに交互に重ねる
- 酒をふり、強火にかける
- フライパンがフツフツしてきたら蓋をし、弱めの中火で15〜20分蒸す
- 【タレ】酢、しょうゆ、砂糖、しょうがチューブ、にんにくチューブ、小口ネギを混ぜ合わせる
- タレを適量かけて完成
ポイントは、タレは好みの味に仕上げましょう。
タラのキノコ蒸し
引用:クックパッド
使う食材
- タラ
- 塩
- しいたけ
- しめじ
- えのきだけ
- 人参
- 酒
- 塩
- みりん
- しょうゆ
- だし汁
- 三つ葉
- しょうが汁
作り方
- タラは塩少々をふり、10分置く
- タラから出た水分をキッチンペーパーでふく
- 人参は5cm幅の千切りにする
- えのきだけは石づきの部分を切り落とし、1/2に切って、根元の部分を荒くほぐす
- 椎茸は軸を落として薄切りする
- 酒・みりん・塩をフライパンに入れる
- フライパンにしょうゆ・だし汁を入れる
- フライパンに人参・えのきだけ・椎茸を入れる
- 石づきを落としたしめじを加る
- タラを入れてフライパンに蓋して、弱火で加熱する
- タラや茸に火が通ったら、生姜汁を入れる
- フリパンに三つ葉をちらして完成
ポイントは、実は栄養バランスが良い料理です。
フライパンでも作れる蒸し料理の魅力
今回紹介した以外にも、フライパンで作る蒸し料理のレシピはたくさんあります。
そこで、フライパンで簡単につくれる蒸し料理がなぜおすすめか、蒸し料理の魅力を紹介します。
水溶性ビタミンの損失を防げる
ビタミンの中には、水で溶ける「水溶性ビタミン」と油に溶ける「脂溶性ビタミン」の2種類があります。
ビタミン自体は人体に必要な栄養のため、それぞれのビタミンをしっかりと取得していく必要があります。
蒸し料理では、ビタミンBやビタミンCなどの水溶性ビタミンに効果があります。
蒸し料理で下茹ですることで、水溶性ビタミンの損失が少なく効率的に取得可能です。
うまみが凝縮される
ビタミンや栄養の損失が少ないというのは、食材のうまみが残りやすいことにつながります。
蒸し料理の良さは、素材の甘さや味の深みを引き出したいという特徴があります。
というのも、蒸し料理の特徴は、最初に食材の表面を焼くことでうまみを閉じ込めた上で、煮汁の旨味をさらに食材に染み込ませます。
加えてお肉やお魚などでは、全体的にジューシーに仕上がります。
調理に必要な手間が省ける
蒸し料理の一番のメリットは、蒸し焼き状態になった後はあまり食材に手を触れずに調理できる点です。
というのも、フライパンで蒸し料理を作るというのは、フライパンに蓋をして蒸気が逃げないようにした上で弱火、場合によっては極弱火(とろ火)で火を入れます。
弱火や極弱火(とろ火)であれば、素材が焦げる事がありません。
そのため、普通の料理では火加減を見るという手間があるのですが、蒸し料理は必要な手間が省けるのです。
空いた手間では、蒸し焼きをしている間に他の調理や片付けなどを同時進行で進められます。
フライパンで蒸し料理のポイント
フライパンで蒸し料理を行うポイントを2点紹介します。
1点目は、フライパン1つで作る場合です。
フライパンの底にクッキングペーパーやキャベツ、レタスなどの野菜を敷いてから蒸し焼きをしましょう。
もう1つは、フライパンに耐熱皿を置く方法です。
というのも、フライパンで蒸し料理をするにあたって、フライパンに水を入れるという工程が発生します。
食材に水が直接ついてしまうと、出来上がりがべちゃっとしてしまう場合があります。
耐熱皿を蒸し器のように使うには、フライパンに水を入れた後に蒸し器を乗せ、その上にクッキングシートやレタスなどを乗せ、食材を置きます。
耐熱皿を使うことで、食材に直接水がつかずに蒸し焼きできるため、食材がしっかりと仕上がります。
耐熱皿は、沸騰した水が入らない形を選びましょう。
蒸し料理に向いているフライパン
蒸し料理に向いているフライパンの条件は、弱火でもしっかりと火入れができる保温性の高さと、ある程度深さがあるフライパンです。
実は、クーベルのステンレスフライパンは、蒸し料理にも向いています。
ステンレスフライパンは、熱伝導率は低いものの、一度熱してしまえは余熱だけでも火入れができるほど保温性が高いのが特徴です。
ステンレスフライパンであれば、極弱火(とろ火)で蒸し焼きにしてもしっかり食材に熱が入ります。
クーベルのステンレスフライパンの中でも、直径27cmの深型フライパンがあり、蒸し料理には深型フライパンがおすすめです。
フライパンで作る蒸し料理に関するよくある質問
フライパンで作る蒸し料理に関するよくある質問を、インターネットを中心に調査しました。
フライパンで蒸し料理を作る上でのノウハウなども紹介しますので、ぜひチェックしましょう。
フライパンで蒸し器の代用はできますか?
フライパンで蒸し器の代用は可能ですが、準備が必要です。
代用するには、先ほど紹介した耐熱皿や耐熱のザルなどを使い、台座を作る方法があります。
もう1つの方法として、プリンや茶碗蒸しなど容器に入れた食材を蒸し焼きにする場合は、フライパンに水をはり、直接容器を置く方法があります。
ただし、普通に蒸すよりも火の通りが早いため、火が入りすぎないように気をつけましょう。
蒸し器がなくても蒸せる方法はありますか?
耐熱皿を2つ使い、簡易蒸し器として利用する方法があります。
簡易蒸し器の作り方
- 水を張ったフライパン(や鍋)に対し、耐熱皿を逆さまに設置する
- 逆さまに設置した耐熱皿を上に、普通に耐熱皿を設置し、食材を入れる
簡易蒸し器の注意点として、水がなくなることに気づかない場合があるので、水は適度に継ぎ足しましょう。
フライパンでせいろの代わりになるものは?
フライパンでせいろ代わりに使うには、蒸しカゴと呼ばれる製品があります。
蒸しカゴの特徴は、ザルのような形状で、下に足がついています。
足がついているので水を入れても食材に直接くっつかず、べちゃっとすることもありません。
せいろ蒸しが苦手、もしくは蒸し料理を簡単に作りたい場合は、蒸しカゴを検討しましょう。
小籠包を蒸すのに蒸し器がなくても代用できるものは?
小籠包は、せいろや蒸し器を使って蒸すのが普通ですが、せいろや蒸し器がなくても問題ありません。
簡易蒸し器で紹介した耐熱皿を2つ使う方法や、蒸しカゴを使えば小籠包でも作れます。
小籠包の作り方は難しくないので、ぜひ家庭でせいろがなくても美味しい小籠包を作りましょう。
蒸し器とせいろ、どちらがいいですか?
ステンレス製蒸し器のメリットは、熱が早く食材に伝わる点と、熱ムラが発生しづらいのがメリットです。
蒸す食材の量が多い場合や、長時間蒸す場合はステンレス製蒸し器がおすすめです。
せいろの場合は、じっくり熱が伝わるため、ゆっくりと熱を入れたい料理に向いています。
加えて水滴が食材に戻りづらいため、冷めても美味しく食べられます。
フライパンでせいろをするには水の量はどのくらいですか?
フライパンでせいろを使う場合は、全体の7〜8割程度まで水をいれる必要があります。
というのも、せいろは蒸気を使って加熱していくため、蒸気がなくならないようにする必要があります。
加えてせいろをいれる前は水をしっかり沸騰させ、蒸気をたっぷり出しましょう。
まとめ
本記事では、フライパンで作る蒸し料理を紹介しました。
蒸し器やせいろがなくても、フライパンだけでも美味しい蒸し料理が作れます。
蒸し料理をフライパンで作りたいのであれば、クーベルの直径27cm深型ステンレスフライパンがおすすめです。
直径27cmのステンレスフライパンと聞くと、重いんじゃないかと気になるかもしれません。
しかし、クーベルの深型ステンレスフライパンでは3層構造にすることで、ステンレスフライパンの特徴はそのままに軽量化に成功しています。
クーベルのステンレスフライパンは、普段使いでも一般的なフライパンと遜色ない使い方ができます。
クーベルのフライパンを使ってフライパンでおいしい蒸し料理を作り、食卓を豊かにしていきましょう。