ステンレスフライパンで炒飯を作るコツは?調理後のお手入れ方法も解説

ステンレスフライパンで炒飯を作るコツは?調理後のお手入れ方法も解説

簡単で手軽に作れる料理として、炒飯は人気がありますよね。しかし「ステンレスフライパンでパラパラ炒飯を作ろうとしたら上手くいかなかった」という経験がある方は、少なくないのではないでしょうか。


実はステンレスフライパンには得意料理と不得意料理があり、炒飯は不得意料理に含まれます。とはいえ、お気に入りのフライパンで美味しい炒飯を作ってみたいですよね。


そこで今回は、ステンレスフライパンで炒飯を作るコツを紹介します。調理を終えたあとのお手入れ方法や、ステンレスフライパンでの調理におすすめの料理もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

また、長く使えるフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。

ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。

ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。

 

ステンレスフライパンで炒飯を作る難易度は高め

ステンレスフライパンで炒飯を作る難易度は高め

 

ステンレスフライパンで炒飯を作ること自体は可能です。ただし、その難易度は高いと言わざるを得ません。その理由は、ステンレスフライパンの特徴にあります。


ステンレスフライパンには、保温性が高いという特徴があります。


・肉の表面を香ばしく焼き上げる

・野菜炒めをシャキッと食感に仕上げる

・余熱調理ができるので光熱費の節約につながる


といったメリットがある一方、炭水化物やタンパク質が多く含まれる材料を調理する場合、食材がフライパンにこびりつきやすくなります。


そのため、米や卵など炭水化物・タンパク質を多く含む材料を用いる炒飯では、フライパン調理面への焦げ付きに注意しなければなりません。ステンレスフライパンの扱いに慣れないうちは特に、くっついて失敗してしまうリスクが高まります。


ステンレスフライパンで炒飯を上手に作るためには、次の紹介するコツを押さえる必要があります。

 

ステンレスフライパンで炒飯を作るときのコツ4つ

ステンレスフライパンで炒飯を作るときのコツ4つ

 

ステンレスフライパンで炒飯を作るとき、テフロン加工が施されたフライパンでの調理を前提としたレシピでは、思うような仕上がりにならないことがあります。


ステンレスフライパンを扱ううえで特に気をつけたいのが、下準備と火加減です。ここでは、ステンレスフライパンで炒飯を作るときのコツを4つ紹介します。

 

①使用食材は常温に戻しておく

冷蔵庫に保存してある食材は、あらかじめ常温に戻しておきましょう。冷たいままの食材を投入すると、予熱したフライパンの温度が一時的に下がり、食材がくっつきやすくなってしまうためです。


くっつきを防止するために、使用食材は常温に戻してから調理を始めることがおすすめです。

 

②ステンレスフライパンをしっかり予熱する

ステンレスフライパンを使いこなすうえで特に重要なポイントが、調理前の予熱です。予熱が十分でない場合、食材に含まれる炭水化物やタンパク質、でんぷん質と、フライパンの調理面がくっつきやすくなってしまいます。炒飯を作る際も、炒め始めるまえにしっかり予熱しておくことが大切です。


加熱時間の目安は、2分ほどです。フライパンに水を垂らしたとき、水滴が玉になって調理面でコロコロと転がる状態になるまで予熱してください。垂らした水がフライパンに残ってしまったときは、食材を投入する前にキッチンペーパーなどで拭き取っておきましょう。

 

③油で調理面を保護する

ステンレスフライパンが十分に温まったら、油をしっかり隙間なくなじませます。テフロン加工のフライパンで調理するときよりも少し多めの油を使いましょう。


油でフライパンの調理面をコーティングすることで、食材のくっつきを防止できます。

 

④火加減は中火までにおさえる

「炒飯といえば強火調理」というイメージを持っている方は多いかもしれません。ただし、保温性に優れたステンレスフライパンについては例外です。


一度フライパンが温まると冷めにくいため、火加減が強すぎると食材がくっ付いたり焦げ付いたりする原因になります。そのため、ステンレスフライパンで炒飯を炒めるときの火加減は中火までにおさえましょう。

 

炒飯を作ったあとのステンレスフライパンのお手入れ方法

 

「炒飯を作ったら、フライパンが焦げ付いてしまった」というときは、どのようにお手入れすればよいのでしょうか。


適切なお手入れを行えば、ステンレスフライパンは長く使い続けることが可能です。ここでは、調理後のステンレスフライパンのお手入れ方法を紹介します。

 

ステンレスフライパンの洗い方

調理を終えたステンレスフライパンは、なるべく早く洗うことがおすすめです。フライパンが熱いうちに洗うことで、汚れを洗い流しやすくなります。


フライパンの調理面に食材がくっついていない場合は、スポンジに中性洗剤をつけて洗いましょう。


もし炒飯を調理してフライパンが焦げ付いてしまったとしても、心配はありません。ステンレスフライパンは、耐久性に優れていることも強みのひとつです。焦げ付きがひどく、汚れがなかなか落ちない場合、金たわしを使ってゴシゴシと擦りながら洗っても問題ありません。


調理の汚れが残ったままの状態で保管すると、汚れに含まれる塩分や酸などの働きによって金属が劣化してしまうことがあります。調理を終えたあとのフライパンは、しっかり洗うようにしましょう。

 

しっかり乾燥させることがポイント

ステンレスフライパンを洗い終わったあとは、タオルなどの布で水気を拭き取ってから収納しましょう。


ステンレスフライパンには、錆びに強いという特徴があります。とはいえ、ステンレスも鉄を主成分とする金属素材であるため、まったく錆びないというわけではありません。


一生モノのフライパンとして快適に愛用し続けるためには、しっかり乾燥させることをおすすめします。また、水回りに近い場所への収納も避けたほうがよいでしょう。

 

汚れや変色が気になるときのお手入れ方法

ステンレスフライパンを長く使用すると、白っぽい斑点や虹色の変色が生じることがあります。これらは、そのままでも使用上の問題はありません。


ただ、調理のたびに気になってしまう、ということもあるでしょう。汚れを取り除きたいときは、ステンレスフライパンにお酢など酸性の物質と水を混ぜて入れ、3分ほど沸騰させてください。アルカリ性の成分に反応する特性を利用して、汚れを除去できます。

 

炒飯以外のレシピは?ステンレスフライパンが得意なおすすめ料理

 

残念ながら、ステンレスフライパンと炒飯は好相性とはいえません。一方、ぜひステンレスフライパンで調理していただきたいおすすめ料理もあります。


簡単に作りやすい料理でおすすめなのは、野菜炒めです。熱伝導がゆっくりのステンレスフライパンでは、低温で炒めることにより野菜の水分を残したままシャキシャキ食感に仕上げられます。


肉料理の場合、ステーキやハンバーグの焼き色を付けることも得意です。また、保温性の高さを活かした余熱調理も得意なので、じっくりと火を入れる必要のある煮物や煮込み料理もおすすめです。

 

まとめ

ひとくちにフライパンといっても、アルミ・鉄・ステンレスなど使用される素材はさまざまです。そして、素材や加工の状態によって、得意とする調理法は異なります。


ステンレスフライパンにとって、炒飯は難易度の高い料理といえます。炒飯作りにチャレンジする際は、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。また、ステンレスフライパンの強みを活かした料理にもぜひトライしてみてください。


熟練の職人が手作業で仕上げるクーベルのステンレスフライパンは、メインの調理器具として長くご愛用いただけるよう、使い心地にとことんこだわっています。油分を多く含む肉や魚などの食材は、予熱を行えばヘルシーな無油調理を行うことも可能です。


一生モノのフライパンで料理を楽しみたい方は、ぜひご検討ください。

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