【一人暮らし必見】フライパンを選び方完全版|おすすめメーカーも合わせて紹介

【一人暮らし必見】フライパンを選び方完全版|おすすめメーカーも合わせて紹介

「大学に合格して、初めて一人暮らしをすることになった」

「急な転勤で、生活道具をすぐに購入しないといけない」

など、様々なタイミングで一人暮らしが始まる際に、食というのは非常に重要な要素です。

食事の中でも自炊するのであれば、フライパンはほぼ必須の調理道具です。

そこで、一人暮らしでおすすめしたいフライパンについて、選び方や一人暮らしにおすすめしたいフライパンのメーカーを紹介します。

また、一人暮らしでも本格的な料理をしてみたいとご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。

ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。

ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。


一人暮らし用フライパンの選び方

一人暮らし用フライパンの選び方は、1つの要素だけではなく様々な要素で決まります。

また、転勤や結婚などでライフサイクルが変わる場合もあるため、多少先を見据えて選ぶことをおすすめします。

とはいえ、本記事で紹介する選び方は、ほぼそのままフライパンの選び方として使える選び方です。


自宅の熱源で使えるものを選ぶ

フライパンを選ぶポイントの1つ目は、フライパンに熱を供給するための熱源です。

一般的には、ガスコンロとIHで、昔からある熱源はガスコンロで、比較的最近はIHが増えています。

見分け方は、パッケージなどに「ガスコンロ対応」や「IH対応」などと記載されています。

自分の家がガスコンロなのかIHなのかを確認した上で購入しましょう。

ただし、最近では、ガスコンロとIHの両方に対応しているフライパンが増加しているため、同じフライパンを長く使いたい、もしくは引っ越しなどの可能性がある場合は、両対応のフライパンがおすすめです。

なお、ガスコンロとIH以外の環境が特殊な熱源でフライパンを使いたい場合は、「オール熱源」対応と記載されている製品が無難です。


ライフスタイルに合ったサイズを選ぶ

例えば料理が好きで、一人暮らしでも凝った料理を自炊したいというライフスタイルと、外食が多く自炊の頻度が少ないというライフスタイルでは、おすすめしたいフライパンのサイズが異なります。

翌日以降の分まで作り置きしたいという方は、直径24cm以上の大きなサイズを検討しましょう。

直径24cmのフライパンは、3名程度の料理が一度に作れるサイズのフライパンで、直径28cmの場合は4人以上の料理を一度に作れるサイズです。

凝った料理を作りたい、様々な料理を作りたいなど、料理好きで自炊をたくさんおこないたい人も、直径24cm以上の大きめサイズがおすすめです。

自炊をあまりしない方は、直径20cm〜22cm程度の小さめなフライパンを検討しましょう。

直径20cm程度のフライパンであっても、1〜2名程度の料理は問題なく調理可能です。


好みのコーティング加工で選ぶ

フライパンの表面には、食材をくっつきづらく焦げづらくするためにコーティングされている製品があります。

有名なコーティングは、テフロン加工(フッ素加工)と呼ばれるコーティングです。

テフロン加工は、食材のこびりつきや焦げを防ぐ加工で、比較的安価な製品が多いコーティング方法です。

テフロン加工は製品価格が安いこともあり、コーティングが剥がれやすいのが弱点で、数年ごとに買い替えが必要です。

食材のこびりつきや焦げを防ぐコーティングで耐久性の高さを求めるのであれば、ダイヤモンドコートやマーブルコートがおすすめです。

ダイヤモンドコートはフッ素加工にダイヤモンド粉末を混ぜ、マーブルコートはフッ素加工に大理石の粉末を混ぜたコーティングです。

フッ素加工以外では、セラミック加工されたフライパンがあります。

セラミック加工は、フッ素加工を高い温度で空焚きすると発生するガスが発生しないため、安全面を考えるとおすすめです。


用途・調理目的別で選ぶ

フライパンには、大きさの他に深さという要素があります。

フライパンの深さは、5cm以上が一般的で、深いもので8cm以上の製品があります。

フライパンで作る料理が炒め物や焼き物の場合はあまり深くないフライパンで問題ありませんが、煮込みや揚げ物をしたい場合は深さがあるフライパンがおすすめです。

深いフライパンであっても当然炒め物や焼き物は可能で、鍋や天ぷら鍋などを持たないようにしたい場合は深いフライパンがおすすめです。


素材で選ぶ

フライパンで使われる素材は、一般的なアルミ製を中心に、ステンレス製や鉄製などがあります。

アルミ製は、軽くて熱伝導率が高く、温度調節しやすく、一般的には一番流通されています。

アルミ製フライパンでは、多くの製品で表面がコーティングされています。

ステンレス製はアルミ製に比べると熱伝導率が低く、フライパン自体が重いというデメリットがあるものの、丈夫で長持ち、お手入れが楽です。

また、デザイン性がすぐれている製品も多く、一度購入すれば末永く使える製品です。

鉄製フライパンは、熱伝導率が高く強火でも調理可能、丈夫で長持ちというメリットがある一方、シーズニング(油ならし)など日々のお手入れが必要なフライパンです。

初心者にはおすすめできませんが、道具をしっかりいたわるなど、料理をより楽しみたい方におすすめです。


セット品タイプで選ぶ

主にアルミ製のフライパンになりますが、1つのフライパンだけでなく、大きなフライパンや鍋などがセットになっているセット品タイプのフライパンが販売されています。

鍋がついている場合は、蓋などもセットでついている場合があります。

セット品タイプの中には、取っ手が取れるタイプがあり、収納スペースが小さくても片付け可能です。

セット品は同じような色合いのため、統一感を出したい方にもおすすめです。


本体重量で選ぶ

本体重量は、実際の重さはもちろんのこと、大きさと取っ手のバランスで重さの感じ方が異なります。

重さというのは、調理の他に洗い物や片付けなどでも気になる要素です。

当然ながら、直径が広く、深さが深い方が重くなりがちです。

素材で言えばアルミ製は軽く、ステンレスや鉄、銅などの素材は重くなります。

ただ、重いと言われるフライパンでも、ステンレス製の場合は多層構造にすることで普通のステンレスよりは軽いです。

1kg程度が目安ではあるものの、重さについては感じ方も重要な要素のため、実際に持ってみる、ネット購入の際は口コミ情報なども参考にしましょう。


食洗機対応の有無で選ぶ

食洗機自体は必須の家電ではないものの、一人暮らしのマンションでも、食洗機が部屋に備え付けられているケースが増えています。

また、後片付けを楽にするために、小型の食洗機を別に購入する方も増えています。

食洗機があると、食事のストレスになりやすい洗い物が劇的に楽になります。

もし食洗機が設置されている、もしくは食洗機を検討するのであれば、食洗機対応フライパンがおすすめです。

ただし、食洗機の大きさによっては大きすぎるフライパンだと入らないなどのデメリットがあるため、使っているフライパンが使えるかの確認を忘れずにしましょう。


価格で選ぶ

当然ながら、価格も重要です。

一人暮らしで日常的な料理程度で使う場合、数万円のフライパンを購入しても宝の持ち腐れになります。

サイズ感などにもよりますが、2,000円〜5,000円程度のリーズナブルな製品で問題ありません。

セット品であれば、高くて10,000円程度で検討しましょう。

リーズナブルな製品の場合、数年も使っていると食品がくっつきやすくなるため、使いづらいと思ったら乗り換えるのも一つの方法です。

ただし、道具にこだわる方や、長い時間愛用したい方であれば、上の価格帯で長持ちする製品の方がおすすめです。


一人暮らし向けフライパンのおすすめメーカー4選

一人暮らしでおすすめしたい、フライパンのおすすめメーカーを4社紹介します。

加えて今回紹介するメーカーは、一人暮らし以外でもおすすめできるメーカーのため、フライパンを購入するのであれば、ぜひ検討しましょう。

 

クーベル:本格調理が可能なのに従来の物より軽い

クーベルのフライパンは、ステンレス素材のフライパンです。

クーベルのステンレスフライパンは、丈夫で長持ち、お手入れ簡単というメリットはそのままに、重さや熱伝導率といったデメリットも改善しています。

というのも、クーベルのステンレスフライパンは三層構造でできています。

2種類のステンレスの間に軽くて熱伝導率に優れたアルミを挟むことで、通常のステンレスよりも軽く、熱伝導率を高めています。

クーベルのステンレスフライパンは、表面にコーティングを行っていないため、タワシや研磨剤などでこすっても問題ありません。

当然ながら、鉄製フライパンのようなシーズニングも不要です。

そのため、クーベルのステンレスフライパンは、アルミ製と同じように日常的に使えるフライパンです。

価格についてはアルミ製よりも高いものの、クーベルのステンレスフライパンは一生もので、アルミ製は買い替えが必要なため、長い目で見ればクーベルのフライパンの方がお得です。

ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。


T-fal(ティファール):取っ手が取れて置き場に便利

T-fal(ティファール)は、テフロン加工を発明したフライパンで、フライパン=テフロン加工という考えを持っている方が珍しくありません。

T-fal(ティファール)の特徴は、食材を焦げにくくするテフロン加工のコーティングはもちろんのこと、フライパンの真ん中に温度のお知らせマークがついているなど、ユーザーが使いやすい製品です。

また、T-fal(ティファール)はフライパン以外にも鍋などのセット品や、取っ手が取れるタイプのフライパンもあり、フライパンの収納が一般的なフライパンより省スペースで保管できます。

一人暮らしで最初に購入するのであれば、T-fal(ティファール)も一つの選択肢です。


NITORI(ニトリ):安価で手に取りやすい

「お、ねだん以上。」で有名な家具&インテリアショップのニトリは、使いやすい調理器具も各種取り揃えています。

ニトリのすごい点は、メーカー機能、商社機能、物流機能、小売機能をすべて揃えているため、中間コストがかかりづらく、製品をより低価格で提供しています。

フライパンのレパートリーも豊富で、デザインやサイズ、価格帯などが違う様々なフライパンから選べます。

特に、最初に一人暮らしをするのであれば、フライパン以外でもニトリは重宝する販売店です。


北陸アルミニウム:品質高く比較的安価

日本メーカーの北陸アルミニウムは、品質が高い製品を比較的安価に販売しています。

もともと、昭和5年に「北陸アルミニウム器具製作所」として始まった北陸アルミニウムは、富山県高岡市でアルミ製品を生産しており、アルミ性の調理器具は、約90年の永い歴史を持っています。

ポイントとしては、日本製という信頼感はもちろんのこと、自社工場で生産している点から、高品質で安心、安全性にすぐれた製品です。

北陸アルミニウムのフライパンは種類が豊富で、フライパン以外にも鍋なども販売しているため、日本製で良い製品を購入したい場合は、ぜひ検討してみましょう。


一人暮らし用のフライパンに関するよくある質問


一人暮らし用のフライパンに関するよくある質問を紹介します。

ぜひ参考にしていただき、一人暮らしのフライパンで迷わないようにしましょう。

 

一人暮らしでフライパンは何センチが使いやすいですか?

一人暮らしで使うフライパンの大きさの目安は、20cm〜24cm程度がおすすめです。

しかし、料理の頻度や1回の調理でどのくらいの量を作るかによっておすすめのサイズが変わります。

その中でも、朝ごはんなど簡単な料理しかしないのであれば、サイズが小さくてお手入れや収納が楽な18cm程度でも問題ありません。

料理が好きで、凝った料理を作りたい、家に人を招いて料理を振る舞いたい、作り置きまでふくめた料理がしたいのであれば、26cm以上のサイズでも問題ありません。

もしもサイズに迷うのであれば、大きいサイズの方がなにかと便利です。

 

1人暮らしだとフライパンは何個いる?

家で料理するのであれば、最低でもフライパンは1つあった方が便利です。

キッチンの大きさや作る料理の量にもよりますが、直径24cm〜26cmくらいのフライパンであれば1つでも問題ありません。

可能であれば、20cm程度の小さいフライパンと大きいフライパンを1つ持っておくと、様々なシチュエーションで使えて便利です。

小さいフライパンでは凝った料理が難しいものの、大きいフライパンと比べて軽く、フライパンの取り回しや片付けが楽です。


フライパンは深型と浅型どっちがいい?

深型と浅型には、それぞれメリットとデメリットがあります。

深型のメリットは、焼き物や炒め物に加えて揚げ物や蒸し料理、煮物などにも使えます。

浅型のメリットは、焼き物や炒め物では食材をひっくり返しやすく取り出しやすいため、簡単な料理だけであれば浅型の方が楽に使えます。

料理初心者で、一人暮らしで簡単な料理から始めたい方であれば浅型の方が取り回しは楽です。

料理に慣れてきて、凝った料理を作りたいなど料理のレパートリーが増えてきたら、深型を検討しましょう。


フライパンは鉄とステンレスのどちらがいいですか?

鉄フライパンとステンレスフライパンには、いずれも丈夫で長持ちという共通点があります。

しかし、鉄フライパンとステンレスフライパンには特徴の違いがあり、一概にどちらが良いかは言えません。

鉄フライパンは、シーズニング(油ならし)というお手入れが日常的に発生します。

お手入れしなかった場合は、食材がくっつきやすく焦げやすくなります。

ステンレスフライパンは、熱伝導率が低いというデメリットはあるものの、鉄製フライパンと比べてお手入れが格段に楽です。

鉄フライパンのシーズニング(油ならし)は不要で、タワシや研磨剤付きの洗剤でゴシゴシ洗えます。

加えて熱伝導率のデメリットは、予熱を長めに行うことで解消できます。

そのため、鉄とステンレスの中で1つだけ選ぶのであれば、ステンレスフライパンがおすすめです。

 

まとめ

一人暮らしでのフライパンの選び方には、熱源や利用用途、大きさ、価格など様々な要素があります。

その中でも、どんな製品を購入すればよいか迷う場合は、おすすめメーカーで紹介したクーベルやT-fal(ティファール)、ニトリ、北陸アルミニウムあたりから選べば失敗することはほとんどありません。

クーベルは唯一ステンレス製のフライパンではあるものの、大切に使えば一生使えるフライパンです。

使い勝手がアルミ製に近く、お手入れが非常に楽で、見栄えも良いフライパンです。

自炊は、節約はもちろんではあるものの、生活が豊かになる食事を家で楽しみたいのであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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