「家でも美味しいホットケーキを作りたい」
「ホットケーキ好きだけど家で作ると焦げちゃうから難しい」
朝食にもおやつにも最適なホットケーキを家で作りたい、そんな悩みはないでしょうか。
というのも、ホットケーキ自体はシンプルな作り方ではあるものの、実は家で作るのが意外に難しい料理です。
そこで、本記事ではホットケーキを簡単に焼くコツを紹介します。
また、ホットケーキなどの料理をいつも以上に美味しく作れるフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。
ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。
ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。
フライパンでホットケーキを焼く時のコツ4選
最初に、フライパンでホットケーキを焼く時のコツを紹介します。
今回紹介するホットケーキの材料は、市販のホットケーキミックスと卵、牛乳です。
これだけの材料しか使わないため、実は難しい料理なのです。
卵と牛乳を先に混ぜる
最初のポイントは、卵と牛乳を先に混ぜるという点です。
ホットケーキミックスは、卵と牛乳を先に混ぜた後に混ぜます。
卵は、白身が切れるまで混ぜるのがコツです。
上級テクとして、卵を黄身と白身に分け、黄身(卵黄)と牛乳をまぜ、白身はメレンゲにした後に混ぜるという方法があります。
メレンゲを作る際、砂糖が少し必要になるため、普通にホットケーキを作るよりも甘みが増えます。
ホットケーキに一手間加えたいのであれば、参考にしてください。
ざっくり混ぜ合わせる
卵と牛乳を白身が切れるまで混ぜ合わせた後は、ホットケーキミックスを入れます。
ホットケーキミックスを混ぜ合わせるときのコツは、「ざっくり」です。
ホットケーキミックスは、たくさん混ぜる必要はありません。
ダマになっても良いですし、表面に少し粉が残るくらいで問題ありません。
ホットケーキに厚みをつけ、ふわりとした仕上がりにするために、少しホットケーキミックスの粉を残しています。
逆に、薄めに焼きたい場合は、生地がなめらかになるまで混ぜ合わせるのがポイントです。
すぐに焼き始める
ホットケーキの生地が完成したら、生地を寝かす必要はなく、すぐに焼き始めてしまいましょう。
生地をすぐに焼き始めるためには、生地を作っている間にフライパンは弱火で予熱しておき、そのまま弱火で焼きます。
大きさは、直径10cm程度になる程度の生地がフライパンでは作りやすい量ではあるものの、好みで問題ありません。
油やバターに関しては、フッ素加工など焦げ付きづらいコーティングがされている場合は油をひかなくても問題ありません。
油やバターをひく場合は、少量を薄く伸ばします。
気泡が上がってきてから裏返す
表面がしっかり焼けたら、次は裏側を焼きます。
生地を裏返すタイミングは、表面に気泡がいくつか出てきた後のタイミングです。
気泡がでた後に焼き色を確認し、しっかり焼けたことを確認して裏返します。
裏返した後は、生地全体を軽く抑えます。
こうすることで、ホットケーキが少し厚くなり、出来上がりのふんわり感が増します。
全体に火が通ったか確認するには、生地の表面が柔らかくなってきたタイミングです。
今回の方法で作った場合、甘みがあまりないため、定番の蜂蜜やバターのトッピングで美味しいホットケーキになります。
生クリームやフルーツ、チョコやアイスといったスイーツをトッピングして美味しくいただきましょう。
フライパンでホットケーキを失敗してしまう原因3つ
ホットケーキの作り方自体は、材料を使って生地を作り、生地を焼くだけのため、難しいところはほとんどありません。
しかし、シンプルな料理だからこそ、失敗しやすい料理でもあります。
そこで、フライパンでホットケーキを焼く時に失敗する原因を紹介します。
熱しすぎ
ホットケーキを失敗する要因の1つ目は、生地が焦げてしまう点です。
生地が焦げる原因は、フライパンを熱しすぎるという点です。
熱しすぎる原因
- 早く作りたいからとフライパンの火力を強くしてしまう
- 余熱のしすぎ
- フライパンを焼いている途中で目を離す
ホットケーキを焦がさずに焼くポイントは、ずばり「弱火」で調理することです。
ホットケーキはほとんど油をひかずに調理するため、強火はもってのほかで、中火もなるべくさけましょう。
加えて目を離すに関しては仕方ない面があるものの、料理中に目を離すというのはそもそも事故が起きる原因になるので気をつけましょう。
焦り過ぎ
ホットケーキを失敗するもう1つの大きな要因は、きれいな形にならないという点です。
きれいな形にならない原因
- しっかり焼けていないのにひっくり返そうとする
- フライ返し(ターナー)にホットケーキ生地がしっかりのっていないのにひっくり返そうとする
きれいな形にならない原因は、いずれも「焦り過ぎ」が原因です。
料理慣れももちろんありますが、焦って失敗してしまうのが一番もったいありません。
きれいな形になるように整形しながら、生地の表面に気泡が出てくるまで弱火でじっくり焼きましょう。
フライパンの状態が悪い
レシピ通りに作り、弱火で焦らずに作ったつもりでも、どうしても焦げてしまう場合や、きれいな形にならない場合があります。
レシピ通りに作ってもうまく作れない場合、フライパンに問題があるかもしれません。
フライパンの中には、表面がコーティングされているフライパンがあります。
代表的なコーティングは、テフロン加工(フッ素加工)などです。
フライパンは、長年使っているとコーティングが剥がれていきます。
使い方にもよりますが、フライパンは早ければ1〜2年程度でコーティングが剥がれ、寿命を迎えます。
どうしてもすぐに作りたい場合は、アルミホイル(シリコン樹脂で加工済)をフライパンに敷くことで対策になります。
しかし、毎回アルミホイルを敷くくらいであれば、フライパンの買い替えをおすすめします。
クーベルのステンレスフライパンならホットケーキも上手に焼ける
クーベルのフライパンは、ステンレス製でありながら、間にアルミを挟む3層構造にすることでステンレスフライパンの弱点である重さと熱伝導率の悪さを改善した、日常使いで使いやすいフライパンです。
加えてクーベルのフライパンは表面のコーティングがないため、丁寧に使えば一生使えるフライパンです。
しかし、アルミ製のテフロン加工(フッ素加工)フライパンとは特徴が違うため、クーベルのステンレスフライパンでホットケーキを美味しく焼くポイントを紹介します。
焼く時のポイント１：中火にかけ、3～4分ほど熱する
クーベルのフライパンで焼く時の1つ目のポイントは、予熱です。
一般的に使われているアルミ製フライパンや鉄製フライパンは、熱伝導率が高いため火をかけてしまえばすぐにフライパンが温まります。
しかし、クーベルのフライパンで使われているステンレスは、アルミや鉄に比べて熱伝導率が低いため、火をかけてもすぐにフライパンは温まりません。
そのため、クーベルのフライパンは予熱が重要で、焼く前に中火にかけ、3〜4分ほど熱する必要があります。
ホットケーキに限らずですが、クーベルのフライパンでも使われているステンレス製フライパンを使う際は、一定時間予熱し、フライパンの表面が温まったか確認した上で使いましょう。
焼く時のポイント2：油をなじませる
クーベルのフライパンでホットケーキを作る場合は、予熱した後に油をなじませましょう。
クーベルのフライパンは、一般的なフライパンとは異なりフライパンの表面がコーティングされていません。
加えて、ホットケーキの生地には油素材がほとんどなく、そのまま生地を焼いてしまうと焦げついてしまう可能性があります。
油の量は少量で問題なく、鉄製フライパンのように多く油をいれる必要はありません。
そのため、クーベルのフライパンでホットケーキを作る際は、油をなじませた上で、生地を焼きましょう。
焼く時のポイント3：濡れ布巾の上に10秒置いて冷ます
ホットケーキを焼く時のコツで紹介した通り、ホットケーキの生地は寝かせる必要がなく、そのまま火にかけて問題ありません。
しかし、フライパンでホットケーキを焼く場合、生地にひと手間加えるだけできれいな焼き色が作れます。
ひと手間とは「ホットケーキの生地を少しだけ冷ます」です。
そこで、生地を作った後は、生地が入ったボウルなどを濡れ布巾の上に10秒程度乗せて冷まします。
あまり冷やしすぎても今度は生地に火が入るまでの時間が長くなり、焦げやすくなるため、10秒程度がちょうど良いです。
焼く時のポイント4：中火～とろ火で焼く
しっかりと予熱し、油をなじませた後、少し冷ました生地をフライパンに入れたら、あとはしっかりと焼くだけです。
火の強さは中火〜とろ火でよく、とろ火でもしっかり火が入ります。
というのもクーベルのステンレスフライパンは、一度フライパンが温まってしまえば保温性が高く表面温度が一定に保てるため、余熱でも調理できるくらい優れたフライパンです。
加えてホットケーキ自体、弱火でじっくり火を入れるのがコツのため、ある程度火が通ったのを確認したら、弱火以下で調理しましょう。
フライパンでホットケーキを焼くことに関するよくある質問
簡単な工程でおいしく作れるホットケーキですが、ホットケーキはとにかく「焼く」が重要な料理です。
そこで、フライパンでホットケーキを焼くことに関するよくある質問をまとめました。
というのも、ホットケーキは、焼きに失敗すると「焦げる」「形が崩れる」「生焼けになる」などの失敗が発生します。
その他、本記事ではあまり触れられなかった部分も紹介します。
ホットケーキをひっくり返すコツは？
ホットケーキに限らず、両面焼きたい時には、料理をひっくり返す必要があります。
料理をひっくり返すというのは、特に初心者にはハードルが高く、経験が少ないため緊張や焦りなどもあり、失敗しやすい作業です。
ひっくり返しで失敗してしまうと、ホットケーキの形が崩れてしまいます。
ホットケーキをひっくり返すコツ
- 生地をしっかり焼き、固くなるまで焼く
- 大きめのフライ返し(ターナー)を使う
- フライパンを斜めにして生地を乗せる
ひっくり返しで失敗する一番のポイントは、火が入りきらず、生地が固まっていないという点です。
そのため、生地を固くなるまでしっかり焼くのが一番のコツです。
弱火でしっかりと焼き、気泡がいくつか出るまで火を入れましょう。
次に、大きめのフライ返しを使って生地を乗せるという点です。
というのも、小さいフライ返しを使ってしまうと、フライ返しから落ちてしまう場合があるからです。
特に料理初心者は、大きめの返しがおすすめです。
最後は、フライ返しから生地をフライパンに戻す時に、フライパンを斜めにする点です。
フライパンを置いたままひっくり返すよりも、斜めにした方が楽にひっくり返せます。
ホットケーキが焦げる原因は何？
前提として、ホットケーキは焦げやすい料理です。
しかし、しっかり焼いて生地を固くしないと、ひっくり返すときに失敗してしまいます。
そのため、火をしっかり焼こうとして、火を強くしてしまうのが焦げる原因です。
ホットケーキを作る時は、弱火でしっかり焼き、ある程度火が入ったら、焦げていないか確認しながら焼きましょう。
ホットケーキとパンケーキの違いは？
日本では、ホットケーキとパンケーキが同じように扱われますが、本来は少し意味が異なります。
パンケーキとは、フライパンや鍋などで焼いてつくるケーキ全般です。
パンケーキのパン(pan)は、鍋という意味です。
ホットケーキは、実は日本で生まれた言葉です。
パンケーキが明治時代に日本に入ってきた際、「薄餅」という言葉で紹介され、その後「ハットケーキ」と名称が変わり、昭和時代に「ホットケーキ」という名称になりました。
ホットケーキは甘い料理ですが、パンケーキは砂糖の量を減らすことで、ベーコンエッグやベーコンレタスなどと合わせておかずとしても楽しめます。
ホットケーキに穴が空く理由は何ですか？
ホットケーキに穴が空く理由は、ホットケーキの材料として使われるベイキングパウダーにあります。
ベイキングパウダーには、炭酸水素ナトリウムという物質が含まれています。
炭酸水素ナトリウムが、加熱によって化学変化が生まれ、気体に変化したときに発生する穴です。
ホットケーキを焼くとどんな気体が発生しますか？
先ほど紹介した通り、ホットケーキの材料に含まれるベイキングパウダーには、炭酸水素ナトリウムが含まれています。
ホットケーキをやいた時に発生する気体は、主に炭酸水素ナトリウムが加熱するときに発生する気体です。
炭酸水素ナトリウムが加熱した際に生まれる物質は、水と二酸化炭素と炭酸ナトリウムです。
実は、二酸化炭素が発生することで、ホットケーキ生地がふっくらと焼き上がるのです。
まとめ
フライパンでホットケーキを驚くほど簡単に焼くためのコツや、失敗する原因を紹介しました。
生地を作るコツ、焼く時のコツを紹介しましたが、ホットケーキを美味しく作るには、焼きが一番大切です。
実は、ホットケーキをフライパンで焼くのであれば、クーベルのステンレスフライパンがおすすめです。
というのも、クーベルのステンレスフライパンは保温性が高く、とろ火でもしっかり火が入るため、とろ火で焼けばよほどのことがない限り焦げることがありません。
クーベルのステンレスフライパンは、丈夫で保温性が高いというメリットはそのままに、一般的なステンレスのデメリットを解消した、普段使いにもおすすめできるフライパンです。
今回紹介したコツで試しても失敗するのであれば、ぜひクーベルのフライパンも試してみましょう。
