鉄フライパンを簡単に育てる3つのコツ|育てる上での注意点まで詳細解説

鉄フライパンを簡単に育てる3つのコツ|育てる上での注意点まで詳細解説

「鉄フライパンを使ってみたいけどメンテナンスって大変?」

「鉄フライパンは育てるって聞いてみたけどどうやって行うの?」

中華料理などでよく使われる鉄フライパンは、強火で一気に調理する料理にピッタリのフライパンです。

一方で、鉄フライパンは、普通に使うと食材がくっつきやすく焦げやすい特徴があり、鉄フライパンを使いこなすには、日々のお手入れを行い、鉄フライパンを「育てる」必要があります。

本記事では、鉄フライパンを育てるコツを紹介します。

鉄フライパンをしっかり使いこなしたい方は、ぜひ本記事を読んで鉄フライパンを育てていきましょう。


鉄フライパンを育てる3つのコツ

最初に、鉄フライパンを育てる3つのコツを紹介していきます。

鉄フライパンは、しっかりと育てていかないとフライパンとしての使い勝手が悪く、気づけばキッチンの端に追いやられてしまいます。

しかし、しっかり育てていくことで、フッ素加工(テフロン加工)のフライパンのように使えます。

3つのコツを学び、鉄フライパンを育てていきましょう。


「焼き入れ」「油ならし」をする

鉄フライパンを最初に購入した際は、「焼き入れ」と「油ならし」をします。

焼き入れは、「焼き込み」「空焼き」と言われることもあります。

焼き入れの目的は、鉄フライパンに塗られている「錆び止めのコーティング」を除去するために、鉄フライパンを高温で熱していく作業です。


焼き入れのやり方

  • 鉄フライパンを食器用洗剤とスポンジで洗い、表面のほこりや油を落とし、水気を拭き取る
  • 鉄フライパンを火にかける。最初は中火で熱し、徐々に強火にしていく
  • 煙がでてもそのまま焼き続け、フライパンの表面が変色(灰色)になるまで焼き続ける
  • ※ 側面や全体が変色するように、フライパンを傾けながらフライパン全体の色が変わるまで焼き続ける
  • 全体が変色したら火を止め、自然に鉄フライパンを冷ます
  • 食器用洗剤とスポンジを使って洗い、表面の水気を拭き取る

焼き入れが終わったら、油ならし(シーズニング)をします。

油ならしの目的は、フライパンに薄い油の膜を作り、食材を焦げづらくするためです。


油ならし(シーズニング)の方法

  • 食器用洗剤とスポンジを使って洗い、表面の水気を拭き取る
  • 鉄フライパンを火にかけ、中火で2~3分程度加熱して鉄フライパンの水分を飛ばす
  • 一度火を止め、鉄フライパンに少なくとも1/2カップ~1カップ程度の多めの油を入れる
  • 油を入れた鉄フライパンを火にかけ、弱火~中火で2~3分程度加熱する
  • 火を止めて油を捨て、油を拭き取る

油ならしは、鉄フライパンを最初に使う以外にも、鉄フライパンにサビや焦げがついた時にも行います。

 

正しい方法で手入れをする

鉄フライパンのお手入れ方法は、他のフッ素加工(テフロン加工)フライパンとは異なります。

普通のフライパンの場合、表面のコーティングが剥がれないように注意する必要があります。

しかし、鉄フライパンは表面にコーティングがないため、フライパンの表面が温かいうちに金タワシなど硬めの素材でゴシゴシ洗って汚れや焦げを取ります。

その後、水気を拭き取った後にもう一度中火で加熱し、フライパンの表面から完全に水気を飛ばす必要があります。

最後に、キッチンペーパーなどでフライパンの表面に油を塗り込み「油膜」を作ります。


他のフライパンと分けて保管する

鉄フライパンは、他の金属と重なり合っているとサビができてしまう場合があります。

そのため、鉄フライパンは他のフライパンと分けて保管が必要です。

壁掛けなど、他のフライパンと重ならない場所に保管しましょう。


鉄フライパンの魅力

鉄フライパンはお手入れが一般的なフライパンよりも大変ではあるものの、大変さに見合ったメリットが数多くあります。

そこで、鉄フライパンがなぜ人気なのか、鉄フライパンの魅力を紹介します。


鉄分不足を補える

鉄分は人間に必要な栄養素で、鉄分が少ないと貧血が起こるなど、体に悪影響が出る場合があります。

実は、鉄フライパンは、料理中に鉄フライパンの鉄分が食材に混ざります。

実際のところ、普通のフライパンと鉄フライパンで同じ調理を行った場合、鉄フライパンで調理した料理の方が鉄分量は多かったという研究結果もあります。

「鉄分が足りない」と言われた方は、ぜひ鉄フライパンで料理をして、自然に鉄分を摂取していきましょう。


料理の味がワンランク上がる

鉄フライパンの特徴として、食材に均等に火が入りやすいという特徴があります。

というのも、鉄フライパンの表面には小さな穴が空いていて、油を穴に流し込むことで薄い油の膜ができます。

薄い油の膜のおかげで食材に均等に火が通り、焼きムラがなく外はカラッと仕上がり、中はふわっとした仕上がりになります。

もう1つ、鉄フライパンは強火で調理でき、なおかつ素材の鉄が熱伝導率は高いため、強い熱を食材に一気に届けます。

そのため、強火で一気に調理する中華料理では、鉄フライパンが使われています。

チャーハンや肉野菜炒めなど、強火で一気に炒めたい場合は鉄フライパンが一番のおすすめです。


適切な手入れで一生使える

鉄フライパンに使われる鉄は、当然ながら金属なので丈夫で長持ちする素材です。

そのため、鉄フライパンは、一生使えるフライパンと言われる場合があります。

鉄フライパンを一生使うコツは、毎日使い続けることと、日々のお手入れです。

鉄フライパンは、毎日使い続けることで油を鉄に染み込ませます。

というのも、鉄フライパンでは、調理以外でも鉄フライパンはお手入れでも油を使います。

また、鉄フライパンを使う前には、「油ならし」という方法でフライパンの表面を焦げ付きづらくします。


油返し方法

  • 鉄フライパンを火にかけ、中火で加熱する
  • 多めの油を入れ、フライパンの表面に油が馴染むまで弱火で数分加熱する
  • 火を止めた後、フライパンの油を捨てる
  • その後、調理に必要な油を入れて調理する

鉄フライパンというのは、油を大量に使って鉄に油をなじませる工程がたくさんあります。

正しい方法でお手入れすることで、鉄フライパンが一生モノのフライパンになります。


鉄フライパンを育てる上での注意点


鉄フライパンを育てる上での注意点を紹介します。

鉄フライパンがうまく使えない、鉄フライパンで焦げやすくなった場合は、この注意点を確認し、実践しましょう。

 

油ならし、調理中の油が足りない場合には注意

鉄フライパンでは、最初に使う時と、サビや焦げを取った後に油ならし(シーズニング)をします。

油ならしで油になじませても、日々使い続けていると油が剥がれていきます。

そのため、鉄フライパンは調理を行う前に油ならしを行い、しっかりと油を鉄になじませる必要があります。

もう1つの原因は、調理中の油です。

鉄フライパンで上手に調理するコツは、「油を多く使う」です。

鉄フライパンに必要な油の量は、一般的なフッ素加工(テフロン加工)フライパンで油を使う量よりも多めを意識して油を入れます。

ただし、油が多すぎると引火、火事の原因になる可能性があるため気をつけましょう。


火力を高くしすぎている場合には注意

鉄フライパンは、強火で一気に調理できるのが魅力ですが、料理によっては火が入りすぎてしまう場合があります。

というのも、鉄という素材は熱伝導率が高いため、短期間ですぐに火が入ってしまうのです。

そのため、鉄フライパンの火力は、実は心持ち弱めで火入れしたほうが失敗は少ないです。

特に、フッ素樹脂加工フライパンと同じ感覚の火加減で行ってしまうと食材が焦げやすくなります。

チャーハンや炒め物のように強火で一気に調理したい場合を除き、鉄フライパンの火力には注意しましょう。


適切な手入れをしていない場合は注意

鉄フライパンは、調理後冷たくなる前にお手入れを行い、最後に油で油膜を作るというお手入れをします。

しかし、適切にお手入れをしていなかった場合、食材がくっつきやすくなり、焦げやすくなってしまいます。

鉄フライパンを使う場合、利用後のお手入れは必ず実施しましょう。


一生モノフライパンならクーベルのステンレスフライパンもおすすめ

実は、鉄フライパン以外にも、一生モノで使えるフライパンがあるのです。

それが、クーベルのステンレスフライパンです。

一般的に、ステンレスフライパンに使われるステンレス素材は、当然ながら丈夫で長持ち、なおかつサビに強いという特徴があります。

鉄フライパンとステンレスフライパンに共通する特徴として、アルミのフッ素樹脂加工フライパンよりも重く取り回しが難しいという性質があります。

フライパンに大切な火入れという部分では、ステンレスは熱伝導率が低く、かわりに保温性が高いです。

クーベルのフライパンは、ステンレス素材の強みを活かし、弱い部分に改良を加えることで、誰でも使いやすく、大切に使えば一生使えるステンレスフライパンなのです。

クーベルのステンレスフライパンは、「重い」と「熱伝導率が低い」を解消するために、三重構造にしています。

具体的には、ステンレスとステンレスの間に軽くて熱伝導率が高いアルミを挟むことで、丈夫で長持ちというステンレスの良い部分を残しながら、普通のステンレスフライパンよりも軽く、熱伝導率を高めています。

クーベルのステンレスフライパンは、フライパンの表面が無加工のため、手軽につかえてガシガシ洗えます。

加えて鉄フライパンでは必ず行う油ならしや鉄フライパンならではのお手入れは必要ありません。

いってしまえば、フッ素樹脂加工フライパンと鉄フライパンの良いとこ取りのフライパンが、クーベルのステンレスフライパンなのです。

鉄フライパンを使ってみたいけど、お手入れが大変という方は、一度クーベルのステンレスフライパンも検討してみましょう。


フライパンを育てることに関するよくある質問

フライパンを育てるに関する、よくある質問を3点紹介します。

よくある質問の中には、あまり触れてこられなかった話題も含まれているため、鉄フライパンを検討している方はぜひ確認しましょう。


フライパンが育つとはどういうことですか?

フライパンが育つというのは、フライパンに油をなじませ、なじませた油が固まり硬化するのを繰り返すことです。

フライパンの表面が油でかたまって最終的には油膜のようになることで、油でコーティングされた状態を作り出します。

鉄フライパンを育てる際におすすめしたい油は、半乾性油と呼ばれる油で、サラダ油やごま油、こめ油などです。

油には、半乾性油以外に不乾性油と乾性油があります。

不乾性油はその名の通り油が乾きづらいためフライパンに馴染みづらく、不向きです。

乾性油は乾きやすいものの、加熱で酸化が進みやすくあまり体に良くないものに変化する可能性があります。

フライパンを育てるのであれば、半乾性油で育てましょう。


鉄フライパンは育てる必要がありますか?

鉄フライパンは、意識的に育てなくても使えますが、最低限のお手入れはしっかり行ったほうが長く使え、使い勝手が良くなります。

料理前にしっかりと予熱して油を少し多めに入れ、料理後は汚れを残さずしっかり洗い、乾かして保管します。

とはいえ、鉄フライパンの醍醐味は、油ならしや油返しなどを日々行い、自分だけのフライパンに育てあげる点です。

本格的に鉄フライパンを使いたいのであれば、しっかりとお手入れを行い、フライパンを育てるのをおすすめします。


鉄フライパンを置きっぱなしにしておくとどうなる?

鉄フライパンは、熱いうちにお手入れをしないと、食材がくっついてしまい、お手入れが大変になります。

また、水滴など水分がついた状態で置きっぱなしにしておくと、サビてしまいます。

調理した食材を長時間入れておくのも、食材から水が出てしまう場合があるためNGです。

鉄フライパンは、調理後は冷たくならないうちに後片付けを行ってしまいましょう。


まとめ


鉄フライパンの育て方について紹介しました。

鉄フライパンを育てるというのは、鉄フライパンに必要なお手入れを日々しっかり行うという積み重ねの結果です。

鉄フライパンのお手入れは、普通のフライパンのお手入れとは異なる部分があり、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばそこまで難しくありません。

鉄フライパンを育てるというのは、鉄フライパンを大切に扱い、一生使っていくための作業とも言えます。

料理が好きな方で、これから鉄フライパンを使いたいという方や、一度鉄フライパンを使ってみたけど使いこなせなかった方は、ぜひ本記事を見て鉄フライパンを育てていきましょう。

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