「さつまいも好きだけど、焼き芋以外にも色々なレシピがほしい」
「さつまいもを簡単に調理しておいしく食べたい」
秋の季節はとくに美味しいさつまいもですが、食べ方のバリエーションが少なく、手間がかかると感じている方はいませんか。
本記事では、フライパンで簡単に作れるさつまいものおやつレシピを紹介します。
さつまいもを使った基本レシピはもちろんのこと、様々なアレンジレシピも紹介します。
また、料理作成に最適なフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。
ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。
ぜひこの機会に、一生モノのフライパンをお手に取ってみてください。
フライパンで作るさつまいもおやつの基本レシピ
最初に、フライパンで簡単に作れるおやつの基本的なレシピを紹介します。
引用:クックパッド
材料
- さつまいも:1~2本
- 砂糖:大さじ3
- みりん:大さじ2
- 油:適量
さつまいもの下ごしらえ
さつまいもの下ごしらえ方法です。
- さつまいもを洗い、乱切りにして水にさらす
- 耐熱容器に水を切ったさつまいもと少量の水を入れ、500wのレンジで4分程度加熱する
ポイントとしては、電子レンジは4分と記載していますが、柔らかくしすぎないために3分程度で一度様子を見ましょう。
下ごしらえでは、ある程度柔らかくなっていれば問題ありません。
焼き加減のポイント
さつまいものおやつの下ごしらえ後の工程を紹介します。
- フライパンに少し多めの油を熱する
- 水気を切ったさつまいもを焼く
- 表面の色が変わったら火を止めて、キッチンペーパーなどでフライパンの余分な油を拭き取る
- フライパンを再び加熱し、混ぜ合わせた砂糖、みりんを入れ煮詰める
- 仕上げに胡麻をかけて完成
さつまいもは、ゆっくりと加熱することで甘みが増し、食感も良くなります。
そのため、焼き加減は、最初の加熱で表面の色が変わるまでは甘みを出すためにも弱火でじっくり焼いていくのがおすすめです。
表面の色が変わった後は、さっと調理するので弱〜中火で加熱しましょう。
さつまいもを焦がさずに焼くコツ
さつまいもを焼く上で注意すべき点は、焦がさずに焼くという点です。
焼く時に焦げてしまうと、さつまいもの甘さがなくなります。
さつまいもを焦がさずに焼くポイントは、さつまいもの表面に色がつくまでは多めの油でしっかり焼くという点です。
多かった油は、さつまいもについた油はキッチンペーパーで取るので問題ありません。
その後に煮詰めるタイミングでは、油が少ないため弱火でしっかり加熱していきましょう。
フライパンの選び方と注意点
さつまいもでおやつを作る際、ポイントとなるのは「焦がさず」しっかりと火入れするために中〜弱火で加熱するという点です。
特に煮詰める工程では、弱火でじっくり火入れできるフライパンの方が調理しやすいです。
そのため、例えば鉄フライパンなどの、熱伝導率が高く場所によってフライパンの温度が変わりやすいフライパンはさつまいもの調理には向いていません。
さつまいものおやつ作りに向いているフライパンは、弱火でも保温性が高く、フライパンの表面温度が均一に近くできるフライパンです。
アレンジさつまいもおやつレシピ5選
さつまいもおやつの基本レシピを紹介した後は、さつまいもおやつのアレンジレシピを紹介します。
なるべく簡単に作れそうなレシピを紹介するので、さつまいも好きな方は必見です。
さつまいもチップス
引用:クックパッド
材料
- さつまいも:3本
- サラダ油:深さ2cm分
作り方
- サツマイモをごしごしと水洗いする
- 水を貯めたボウルに、サツマイモをスライサーで切り落としていく。
- 水に浸しながら2~3回ほど水を入れ替え、30分間浸す
- ザルに上げ、ざっくりと水気を切る
- しっとりとした食感にしたい場合は、レンジで軽く加熱する
- フライパンに170度のサラダ油に投入する
- さつまいもはフライパン全面を覆うくらいの量ずつ入れ、何回かに分けて揚げる
- サラダ油の泡が少なくなったら、赤茶色く変色する直前に、油から引き上げて完成
ポイントは、さつまいもを選ぶ際は、細長いさつまいもを選びましょう。
さつまいもチップスの味付けは、揚げたてにパウダーシュガーや食塩を少量振っても美味しくいただけます。
はちみつバターさつまいも
引用:クックパッド
材料
- さつまいも(中):2本
- 塩:ひとつまみ
- バター:20g
- はちみつ:大さじ1
- サラダ油:大さじ4
作り方
- さつまいもはカットして水にさらす
- さつまいもの水気を切り、ラップしてレンジ600w4分加熱する
- 加熱したさつまいもは、キッチンペーパーで水気を拭き取る
- フライパンに油をしいて、さつまいもに焦げ目をつける
- フライパンからさつまいもをおろし、キッチンペーパーで油きりする
- さつまいもが温かいうちに塩を全体にまぶす
- さつまいもにバターをのせてはちみつをまわして完成
ポイントは、塩を入れることでバターの風味とはちみつの甘味が引き立つ点です。
さつまいもと黒糖のスイートポテト
引用:クックパッド
材料
- さつまいも:100g位
- 黒蜜:大さじ2位
- ブランデー:少々
作り方
- さつまいもを1cm角に切る。
- フライパンにさつまいもを入れる
- さつまいもが浸る位に水を入れて茹でる
- フライパンから水分がなくなってきたら、黒蜜とブランデーを入れて中火で炒める
- フライパンの水分が完全になくなってきたら完成
ポイントは、ラップに包んで保存できるため、多く作って後で食べることが可能です。
さつまいもとナッツのキャラメリゼ
引用:ナディア
材料
- さつまいも:150g
- グラニュー糖:大さじ2
- 有塩バター:25g
- パン粉:大さじ1
- ミックスナッツ:10g
作り方
- さつまいもは縦に薄切りにして水にさらし、ざるに上げる
- ミックスナッツを刻む。
- さつまいも全体にグラニュー糖をまぶす
- フライパンに有塩バター15gを中火で熱し、さつまいもを入れて両面をこんがり焼き、オーブンシートにのせて冷ます
- フライパンを洗って有塩バター10gを中火で熱し、パン粉がきつね色になるまで炒めたら、ミックスナッツを加えてさっと炒める
- 器にさつまいもを盛り付け、ミックスナッツをかけて完成
ポイントは、さつまいもはざるに上げた後水拭き不要な点です。
シンプルさつまいもの塩焼き
引用:クックパッド
材料
- さつまいも:好きなだけ
- あら塩:適量
作り方
- さつまいもを2.5㎝の輪切りにし、あら塩を振る
- フライパンにさつまいもを入れて弱火~中火、蓋をしたフライパンで20分焼く
- さつまいもを返して、再び蓋をし、15分焼いて完成
- ポイントは、さつまいもの切り口から出てくるデンプンを衣のようにするため、水にさらさずに焼く点です。
- 表面をかりっとさせるために、焼き加減は少し焦げる位が美味しくいただけます。
フライパンでさつまいもを美味しく仕上げるコツ
フライパンを使ってさつまいもを調理するとき、少しの工夫でさらに美味しくできます。
さつまいもの美味しさが感じられるホクホクした食感を残す焼き方や甘さを引き出すコツを紹介します。
加えて焦げつきを防ぐ火加減も合わせて紹介します。
ホクホクとした食感を残す焼き方
さつまいもの中心までしっかり火が通ると、ホクホクした柔らかい食感が楽しめます。
ホクホクした食感を出したい場合は、「ゆっくり加熱」していくのがポイントです。
というのも、強火で一気に加熱しようとしても中まで火が通らず、外側だけが焼けてしまう場合があります。
そのため、フライパンにさつまいもを入れた後は、まずは弱火から中火にしてじっくり加熱しましょう。
さらに、フタを使って蒸し焼きにするのもおすすめです。
蒸し焼きであればさつまいもの加熱が均等に進むので、ホクホクさが増します。
蒸し焼きのメリットはもう1つあり、フライパンの中で水蒸気が発生してそれがさつまいもにうるおいを与えるという点です。
普通に加熱してもホクホクとした食感が出ないと感じる場合は、ぜひ蒸し焼きを試してみてください。
さつまいもの甘さを引き出す調理法
さつまいもの甘さを引き出すためには、「低温でゆっくり加熱する」ことが大切です。
というのも、さつまいもに含まれる「デンプン」は、加熱されて「糖」に変わり、甘みが増していくからです。
実は、高温にすると甘みが十分に引き出せないことがあり、デンプンから糖に変化する上での最適な温度帯は60〜70度くらいです。
甘みを引き出す場合は、弱火で加熱を始めます。
その後、しばらくしてさつまいもが温まったら、火加減を少し上げていくことでさつまいも本来の自然な甘さを引き出せます。
時間がかかる方法ではあるものの、じっくり焼いたさつまいもは驚くほど甘く濃厚な味わいになるので、ぜひ試してみてください。
焦げ付かせずに均等に焼くための火加減のコツ
さつまいもを均等に焼くためには、最初に「弱火」でじっくりと加熱を始める点です。
弱火で加熱することで中まで均等に火が通ります。
焦げ付かせないためには、途中でさつまいもをこまめにひっくり返すのもおすすめです。
料理によって「ホクホク感を楽しみたい」「甘みを楽しみたい」「焦げないように均等に焼きたい」と仕上がりを変えていくのがさつまいもを美味しく作るコツです。
ただ、どの仕上がりであってもゆっくり、じっくり加熱するという共通点があります。
そのため、さつまいもは「弱火」または「中火」で少しずつ火を入れていきましょう。
さつまいもを使ったヘルシーおやつの提案
さつまいもは甘みが強く、人によってはカロリーが気になるかもしれません。
そこで、アレンジレシピの中でもヘルシーなおやつを紹介します。
グルテンフリーのさつまいもスナック
引用:楽天レシピ
材料
- さつまいも:50g
- 米油:大さじ1/2
- きび砂糖:10g
- 米粉:40g
- きな粉:10g
- ベーキングパウダー:小さじ1/2
- 豆乳:25cc
作り方
- さつまいもは電子レンジで加熱して火を通す
- さつまいもが熱いうちに米油、砂糖を入れて、さつまいもをフォークなどで潰しながら混ぜる
- さつまいもの粗熱が取れるまでおく
- さつまいもが入っているボウルに米粉、きな粉、ベーキングパウダー を入れてゴムベラで混ぜる
- ボウルに豆乳を加えて、ゴムベラで混ぜる
- ひとまとめになったら、形を整え、包丁で4等分に切り、フライパンに並べる
- フライパンを弱火にかけ、蓋をして3~4分程焼く
- ひっくり返して、同様に蓋をして3~4程焼いて完成
ポイントは、グルテンフリー以外にも、豆乳などを使ってヘルシーに仕上げる点です。
さつまいもを使ったダイエット向けおやつ
引用:クックパッド
材料
- さつまいも:200g
- 片栗粉:大さじ2
- きび砂糖:大さじ1
- 豆乳:大さじ1
- バター:10g
作り方
- さつまいもは蒸すか茹でて潰す
- さつまいもが熱いうちに、片栗粉、きび砂糖、豆乳と合わせて混ぜる
- フライパンにバターを熱し、適当な大きさに丸めた生地を並べて中火で両面焼く
- お皿に盛って完成
ポイントは、ダイエットに必要なカロリー控えめでしっかり甘さがあり、食物繊維が入っていて、簡単につくれる点です。
甘さ控えめ、無添加のさつまいもおやつレシピ
引用:クックパッド
材料
- さつまいも:700g
- バター:45g
- てんさい糖:30g
- 黒ゴマ:適量
作り方
- さつま芋を細長く切り、水に10分入れあく抜きする
- バターをフライパンにいれて熱する
- バターが焦げる前にさつまいもをいれ、蓋をして弱火で焼く
- 途中で蓋をとり、混ぜながら加熱する
- さつまいもにある程度色がついた後は、フライパンにてんさい糖をいれて混ぜる
- 最後に黒ゴマを入れて完成
ポイントは、てんさい糖がなくても十分甘く仕上がるため、好みで入れる、入れないを調整してください。
クーベルのステンレスフライパンならさつまいものおやつも美味しく作れる
さつまいもを美味しく作るコツとして「弱火」でゆっくり、じっくり加熱するというポイントがあります。
クーベルのステンレスフライパンは、弱火でじっくり加熱するのが得意なフライパンです。
クーベルのステンレスフライパンに使われているステンレスの特徴は、ステンレス3層構造にすることで熱伝導率が高く、保温性も高いという点です。
加えてクーベルのステンレスフライパンは、フライパンの表面が無加工で、表面と食材がくっつかないように一般的なフライパンよりも多めに油を使います。
実は、さつまいものレシピでは、油を多めに入れるレシピが多くあるため、クーベルのステンレスフライパンとの相性が良いのです。
クーベルのステンレスフライパンには平型と深型があり、フタをして蒸し焼きを楽しみたいのであれば深型がおすすめです。
とはいえ、平型でも問題なく作れるため、形については好みの形を選びましょう。
まとめ
本記事では、フライパンで作る簡単さつまいものおやつレシピを紹介しました。
色々なアレンジレシピを紹介しましたが、当然ながら紹介しきれなかったレシピもたくさんあります。
最後になりますが、さつまいもを美味しく作るコツは、加熱はゆっくりじっくり行うのがポイントです。
さつまいもがたくさん食べられる秋から冬の時期、本記事で紹介したレシピを参考に、ぜひさつまいもの甘みやホクホク感を楽しみながらおいしく召し上がってください。