15年以上ステンレスフライパンを愛用!試行錯誤を経てたどり着いた調理ライフとは。
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15年以上ステンレスフライパンを愛用!試行錯誤を経てたどり着いた調理ライフとは。

ステンレスフライパンに関するリアルな口コミをお寄せいただくシリーズの第15弾!結婚生活の開始とともにフッ素樹脂加工の調理道具を揃えたけれども、調理時に不満を感じてステンレスフライパンに買い替えた40代女性によるストーリーです。

今では15年以上、ほぼ毎日ステンレスフライパンを使用しているヘビーユーザーになったとのことですが、そこに至るまでにどのような紆余曲折があったのでしょうか。色々な料理にフライパンを活用する、テクニックにもご注目ください。

Q:なぜステンレスフライパンを購入したんですか?

私は現在40代後半の主婦なのですが、結婚してから料理をするようになり、キッチン用品を揃えるためにホームセンターで安価な鍋や、フッ素樹脂フライパンをそれぞれ購入しました。

最初は料理自体に不慣れなこともありとくに気にせず使用していましたが、ある日、煮汁が先に沸騰しているのに具材に火が通るのに時間が掛かっていることに気づきました。ステンレス製の物に行きつくまでに一通り他の材質のフライパンも使ったのですが、ゆっくりと全体的に火を通すには厚手の素材でできている調理鍋が良いと思いやや高価なステンレスの鍋を購入。料理が早くできあがり、火を止めて余熱調理を行うことで節約できていることにも満足しました。

鍋を購入したあと、次に思い切ってフライパンを購入し、ステンレス製の調理器具を使うようになってから15年ほど経ちました。鍋もとても重宝していますが、夏でもステンレス製のフライパンが大活躍です。

Q:用途と使用頻度はどうですか?

日々の家族の家庭料理を作るために使っています。15年前に購入したフライパンを今ではほぼ毎日使用しています。

野菜料理はとても相性が良く、ブロッコリーや根菜はごく少ない水を入れ蒸し調理しています。蒸すだけでなく200㏄強位の水でほうれん草を茹でたり、卵も茹でることもありますし、野菜炒めはとてもおすすめでシャキシャキに炒めあげられます。火が通るのが遅い野菜を軽く炒め、少しの水+調味料でそのまま煮る炒め煮はとても味が回るので家族には好評です。

日常料理における「蒸す・焼く・煮る」全般をカバーできていてフライパン1つで完了することが可能なのがとても気に入っています。「揚げ物」の調理には我が家の場合は普段は使いませんが、やったことはあります。油跳ねが少なく、温度が急激に低下しないので安全なのと均一にカラッと揚げられます。

Q:ステンレスフライパンのメリット・デメリットをどう感じますか?

メリットとしては、どの調理にも万能に使えてじんわりと火を通すこともできます。また、フライパンの温度が下がりにくいので、炒め野菜は短時間で火が通り歯ごたえが良い。

さらに、耐久性が抜群に良く、手入れが楽。焦げ付きもガリガリとタワシでこすっても大丈夫。フッ素樹脂とは違い、洗った時のスッキリ感も清潔で安心できるのも大きいポイントです。

料理において、自分が大事にしていることが、"時短"です。子どもが乳幼児期の頃はステンレス製の鍋やフライパンを使うことでフタをして余熱調理をしたいたのですが、火を消して育児が出来る、というのがとても楽でした。

今は子育ても一段落してパート勤務なのですが、パパっと野菜炒めを良く作ります。炒め料理はステンレス製のフライパンの一番の得意料理です。野菜炒めを実家の母に作った時にはシャキシャキしていることに驚いていました。フッ素樹脂フライパンで同じように作るとコーティングをダメにしてしまうので出来ない技です。今のフライパンは15年ほど使っているのですが、キズはありますが使用には問題なくこれからも使う予定です。

近年、フッ素コーティングのフライパンの健康への影響、耐久性への問題などが取り上げられています。ほぼ毎日使うフライパンへの不安を感じる人もいるでしょう。私もフッ素コーティング製は使います。便利だからです。でも使う頻度は以前よりぐっと少なくなりました。できれば使いたくはありませんが、こびりつきが困る料理のみに使います。

また、フッ素樹脂は数年に一回買い替えるので、サステナビリティについても気になります。早い人は毎年捨てるようで、使い捨てになってしまうのも気分的には嫌ですね。我が家のフッ素樹脂フライパンは使用頻度が少ないので、5年を超えてもこびり付きが気になりません。

デメリットとしては、ステンレスの特性に慣れるまでは焦げ付きを何度も経験して不満がありました。とくに相性が悪い料理は、焼きそばや、小麦粉を使った料理で、コツを理解するまではフライパンの表面にびっしりと焦げ付いてしまうことがありました。

慣れてしまえば丈夫で時短調理ができるフライパンが好きになりますが、そこまで2年くらいは失敗を経験してきました。メーカーの小冊子では簡単そうに作っていましたが失敗することがあり、ネットやYouTubeで調べてこびり付かないためにはどうすればよいかを情報収集しました。

せっかくステンレス製のフライパンなので全部の料理を作りたいとこだわっていたこともあるのですが、でも卵焼きやお好み焼きなどの料理がボロボロで量が減るのは大家族の我が家にはダメージでした。そこで、失敗から料理の使い分けをすることにしました。

また、温度差があると焦げ付くので作る少し前に室温に置くなど、失敗によって学んだことを今も実践しています。充分満足はしているのですが、うまく使い続けるために何か他に良い方法が見つかれば良いなと今も考えながら使っています。

あとは、価格面がお試しで手軽に買える金額ではないことも不利な点かと思います。耐用年数で十分元が取れてしまうのですが、それは使った人だけが理解できる面もあると思うので、最初のハードルが高いんじゃないのかなと思います。こうやって改めて考えてみると、ステンレスフライパンとフッ素樹脂フライパンとはメリットデメリットが相反するということです。

編集部によるまとめ

色々な試行錯誤を繰り返しながら、15年以上ステンレスフライパンを使い続けている女性からの口コミストーリーでした。過去においてはステンレスフライパンについての情報も少なく、使いこなすことが難しかったかもしれません。ですが現代においてはYou Tubeなど動画でも多くの使い方指南が行われており、多くの方にとって手に取りやすくなったのではないでしょうか。過去にうまく使いこなせなかった方も、とっつきにくさを感じている方も、ぜひご検討ください!

クーベルフライパンについて

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