ステンレスフライパンなら"やらなくていい"こと4選。

ステンレスフライパンなら"やらなくていい"こと4選。

世の中には多くの調理器具が溢れています。それに使われる材質も鉄、アルミ、銅、ステンレス、など色々なものが存在し、それぞれがメリット・デメリットを有しています。そしてそれぞれの材質によってメンテナンス時にやっていいこと・悪いことが異なるため、それが購入やその後のお手入れを億劫にさせてしまう原因の1つかもしれません。

そこでこの記事では、ステンレスフライパンと他素材を比較して「やらなくて良い・気を遣わなくて良い」ことを4つお伝えします。それによってステンレスの手軽さを実感し、便利に気兼ねなく使用できる調理器具なんだなと感じていただけるのではないかと思います。

油慣らし(シーズニング)

油慣らし・シーズニング

鉄やアルミ素材のフライパンで必要な過程ですが、ステンレスフライパンでは不要です。具体的にどのような作業が必要なのかというと、特に鉄フライパンで代表的なやり方としてはまずフライパンを十分に熱し、その上でサラダ油や亜麻仁油、ひまわり油などの乾性油を使い、クズ野菜とともに炒めるというものです。それにより、フライパンの調理面に油の膜を作るのですが、油が硬化するのも時間がかかるので、油ならしを行った後1日以上置いておく必要があります。

また、アルミフライパンではお米の研ぎ汁とくず野菜を入れた上で15分以上煮立たせるという方法もあります。煮立たせた後はすぐに冷やすのではなく、そのまま一旦放置してフライパンが常温になるまで待ちましょう。

そして銅製のフライパンも重曹を入れて15分ほど煮沸する必要があり、また、それとは別に油を入れて煮立てて表面に油をなじませる必要があります。

しかし、ステンレス素材のフライパンであればこの行程は一切必要なく、買ってすぐに調理をすることが可能です。クーベルのステンレスフライパンをご購入いただいてからお手元に届き初めての使用に至るまで、という記事もございますので、そちらもご参照ください。

油返し

鉄、アルミ、銅のフライパンも上手に使うには必要な作業です。やり方としては、多めに油を入れて数分加熱して、油がフライパンに馴染んだら余分な油をオイルポットに戻す、というものです。オイルポットを用意するのも面倒ですし、特に小さいお子さんもいるような家庭であれば熱くなった油での火傷も心配ですよね。

しかしステンレスフライパンであれば、使用前にしっかりと予熱をすることは重要ですが、油返しの必要はありませんし、肉や魚など油分の多い食材であれば油を使わない無油調理も行えます。それにより、カロリー・油分を抑えた健康に良いヘルシーな料理を作っていただけます。

冷めてから水に入れる

フッ素樹脂(テフロン)加工されたフライパンは温度変化に弱いため、調理後すぐの熱い状態で水に触れさせてはいけません。もしそうしてしまうと、加工が剥がれやすくなってしまい、劣化が早まってしまいます。

また、アルミ素材のフライパンも柔らかさゆえに温度変化で変形してしまうことがあるため、どちらのフライパンも調理が終わった後に少し時間を置いてから、水につけるようにしましょう。

ちなみにステンレスフライパンは温度変化にも強いため、調理後すぐに水につけることができるので、忘れてしまうこともありませんし、すぐつけることによって汚れも取りやすいです。ただ、クーベルのものであれば問題ないのですが、安価なステンレスフライパンの場合は品質が悪化する可能性があるため、鍋底から冷やすのではなく調理面から水を入れるやり方の方がおすすめです。

表面や油膜を傷つけないように洗う

フライパン洗浄・お手入れ・メンテナンス

アルミや銅のフライパンは、スポンジの硬い面で擦ってしまうだけでも簡単に傷がついてしまいます。もちろん、金たわしやスチールウールなどで洗うことは厳禁です。特に銅鍋は傷ついた状態で使用すると中毒を起こす原因にもなるのでご注意ください。

また、鉄素材の鍋はせっかく作った油膜をなくしてしまうことになるため、基本的に洗剤は使わずに竹ささらなどを使ったお手入れが推奨されています。しかし、それだとどうしても汚れの残りが気になってしまう、という方もいるのではないでしょうか。

ステンレス素材は硬くて丈夫な素材であるため、各種洗剤でゴシゴシと洗っていただけます。スポンジはもちろん、金たわしやスチールウールなども使っていただけますので、気になる汚れをしっかりと落とすことが可能です。調理道具の衛生面・清潔さはやはり気になるところだと思いますが、ステンレスフライパンであればその心配はご無用です。

まとめ

ステンレスフライパンは調理時に予熱が必要であり、他の素材と比較すると多少重めであるという弱点はあります。しかし、この記事をご覧いただいたことでそれを補って余りある長所・メリットがたくさんあるとご理解いただけたのではないでしょうか。

しかもクーベルのステンレスフライパンは燕三条エリアで作成された高品質な国産フライパンであり、独自素材の開発によって軽量化にも成功しています。また、持ち手に北欧家具にも使われるブナ素材を使用することによって、調理時に熱くなってしまうということもございません。私達のこだわりの詳細について、ぜひ以下のボタンからご覧ください。

クーベルフライパンについて

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