「一生もの」のおすすめステンレスフライパンメーカー10選|正しい選び方まで詳細解説

「一生もの」のおすすめステンレスフライパンメーカー10選|正しい選び方まで詳細解説

「ステンレスフライパンに興味があるけどどんなメーカーがあるの?」

「ステンレスフライパンの選び方を知りたい」

ステンレスフライパンは、使い勝手の良さはもちろんのこと、ステンレス素材が丈夫で長持ちする点から一生使えるフライパンとして注目を集めています。

しかし、ステンレスフライパンは、価格帯が一般的なフライパンよりも高めに設定されている点や、プロ向けの製品が多く、興味があっても購入に躊躇してしまう方がいても不思議ではありません。

そこで、本記事では、ステンレスフライパンのおすすめメーカー10社と、ステンレスフライパンの選び方を紹介します。

また、美味しい料理を簡単に作れるフライパンをご検討の場合はクーベルのステンレスフライパンをご検討ください。

ステンレスは温まりにくく冷めにくい素材なので、食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っています。加えて、予熱を行うことによって油分を多く含む肉や魚などの食材は無油調理を行うことも可能で、余分な油とカロリーを抑えた健康に良いヘルシーな料理が楽しめます。

過去にうまく使いこなせなかった方も、とっつきにくさを感じている方も、ぜひご検討ください!

クーベルフライパンへのボタン



「一生モノ」のおすすめフライパンメーカー10選

最初に、ステンレスフライパンのおすすめメーカーを紹介します。

紹介する10メーカーは、いずれもステンレスフライパンの中では品質などがしっかりしており、どのメーカーの製品を購入するか迷ってしまうのであれば、今回紹介する10社を選べば間違いありません。


クーベル:日本製のステンレスフライパンで一生モノのフライパン

クーベルのステンレスフライパンは、何と言っても日本製という点と、大切に使えば同じフライパンが一生使える点です。

クーベルのステンレスフライパンが一生使える理由は、フライパンの表面が無加工という点です。

加えてステンレスフライパンの弱点である重さについては、特徴が異なる2種類のステンレス素材とアルミニウムの3層構造でカバーしています。

クーベルフライパンのラインナップは2種類あり、直径24cmサイズと、直径27cmサイズで深型の2種類を展開しています。

その中でも、直径27cmサイズの深型フライパンは、焼く、炒めるに加えて「煮る」や「茹でる」にも最適です。


t-fal(ティファール):大きさの異なるフライパンと鍋がセットになったフライパン

t-fal(ティファール)は、鍋とフライパン、蓋などのセットを中心に販売しているメーカーです。

その中でも、t-falのステンレスフライパンはクーベルと同じくステンレスとアルミの3層構造になっています。

t-falのステンレスフライパンの特徴は、フライパンの表面にチタンコーティングを施している点です。

一般的なフライパンでは、フライパンの表面にフッ素樹脂加工(テフロン加工)を行い、食材のくっつきや焦げ付きを抑えています。

フッ素樹脂加工フライパンの弱点は、表面のコーティングが剥がれてしまうと買い替えが必要になる点です。

t-falのステンレスフライパンは、フッ素樹脂加工(テフロン加工)よりも耐久力が高いチタンコーティングです。

しかし、チタンコーティングであっても弱点は変わらず、表面のコーティングが剥がれてしまえば、買い替えが必要です。

そのため、t-falのステンレスフライパンは、初めてステンレスフライパンを使いたいと思っている方などにおすすめです。


Fissler(フィスラー):プロ向けに作られたステンレスフライパン

Fissler(フィスラー)はドイツの調理器具メーカーで、プロのシェフも使うような調理器具を中心に取り扱っています。

Fisslerのステンレスフライパンは、クーベルと同じく表面のコーティングを行っていないため、大切に使えば一生使えます。

料理に関しては、プロでも使えるフライパンを目指すため、一般的なステンレスフライパンよりも高温での調理が得意です。

デメリットは、プロでも使える調理器具で品質にこだわっているため、単純に一般的なフライパンよりも値段が高いことです。

加えてステンレスフライパンの弱点である「重さ」や熱伝導率の低さはそのままのため、非力な方には扱いづらいです。


ZWILLING(ツヴィリング):サイズや特徴がバラエティに富むステンレスフライパン

ZWILLING(ツヴィリング)は、Fisslerと同じくドイツ製の調理器具メーカーです。

ZWILLINGはもともと刃物やナイフを中心として展開したメーカーで、その後様々な調理道具を販売しています。

ZWILLINGステンレスフライパンの特徴は、ステンレスフライパンの製品ラインナップが豊富な点です。

例えば直径16cmのツヴィリング ピコ フライパンには、表面コーティングありと表面コーティング無しの2種類が販売されています。

直径20cmのツヴィリング PLUS フライパンは、表面コーティングありでなおかつステンレス多層構造のため、一生は使えないものの家庭用としては扱いやすいステンレスフライパンです。


Vita Craft(ビタクラフト):種類が豊富でほとんどのステンレスフライパンが蓋付きの製品

Vita Craft(ビタクラフト)は、アメリカ製の調理器具メーカーです。

Vita Craftの特徴は、ステンレスフライパンの種類が豊富で、ほとんどの製品で蓋がセットでついてきます。

Vita Craftのステンレスフライパンは、ほとんどの製品がステンレス多層構造です。

表面加工なしの場合は5層構造と7層構造、表面加工ありの場合は2層構造もしくは3層構造です。

ただし、ほとんどの製品で蓋付きのため、フライパンの底が深いタイプが多いのもVita Craftの特徴です。

Vita Craftで一生使えるフライパンを検討する場合は、表面無加工の製品を購入しましょう。


KEVNHAUN(ケヴンハウン):北欧メーカーらしくおしゃれで機能性に優れたフライパン

KEVNHAUN(ケヴンハウン)は、デンマーク製の調理器具メーカーです。

デンマーク製ということで、デザインが北欧風でおしゃれというのが一番の特徴です。

機能性については、3層構造にすることで、ステンレスフライパンの弱点である熱伝導率の低さをカバーしています。

加えてKEVNHAUNのステンレスフライパンは、すべて表面加工されているため、初めてステンレスフライパンを使う方にとっては使いやすいフライパンです。

しかし、表面加工のデメリットは耐久性で、表面加工が剥がれてしまえば買い替えが必要です。

KEVNHAUNは、おしゃれな北欧風デザインのフライパンを探したいときにおすすめです。


CRISTEL(クリステル):一風変わったデザインでお皿代わりに使えるステンレスフライパン

CRISTEL(クリステル)はフランスのメーカーで、ステンレス製品専門メーカーです。

CRISTELステンレスフライパンの特徴は、左右に小さい取手がついていて、長い取手は短い取手に着脱できるようになっています。

長い取手を外してしまえば、ステンレスのシルバーも相まって、お皿代わりに食卓においても違和感がないデザインです。

CRISTELには表面加工ありモデルと加工無しモデルがあり、一生使いたいのであれば、当然ながら表面加工無しモデルを購入しましょう。


WMF (ヴェーエムエフ):両手に持ち手があるステンレスフライパン

WMF (ヴェーエムエフ)はドイツ製の調理器具やテーブルウェアを取り扱うメーカーで、2021年にはドイツ国内のNo.1調理器具ブランドに選ばれました。

WMFフライパンの特徴は、様々なサイズや形があり、種類を増やすことで様々な人に使ってもらえるよう多くの種類を展開しています。

WMFのステンレスフライパンには、表面コーティングありと無しの製品があります。

加えて同じ名称の製品の中に、表面コーティングありとなしのモデルが存在するため、一生使うフライパンを探すのであれば、表面コーティング無しのステンレスフライパンを選びましょう。


本間製作所:日本製で表面コーティングされたステンレスフライパン

本間製作所は、日本で製造、販売しているメーカーで、ステンレスフライパンの他にもステンレス製の調理器具を数多く販売しています。

日本の新潟県、燕三条という場所で生産されており、燕三条は金物や刃物、洋食器などを製造するメーカーとして有名です。

本間製作所のステンレスフライパンの特徴は、高品質でおなじみの日本製という点と、表面にセラミックコーティングがされている点です。

本間製作所のフライパンは、調理器具を含めてプロ向けの製品を数多く販売しているため、1ランク上の製品を検討しているときにおすすめです。


遠藤商事:日本製でステンレスフライパンの種類が豊富

遠藤商事は、クーベルや本間製作所と同じく日本で製造、販売しているメーカーで、もともとは業務用厨房商品の卸商社です。

母体が卸商社ということもあり、ステンレスフライパンの種類が豊富です。

サイズは当然として、形も色々な形が存在します。

例えば、鍋のような形やパーティーメニューに対応したオムレツパン、取っ手が高い位置にあるデザインなどです。

遠藤商事で販売されているステンレスフライパンの一部は表面がフッ素樹脂(テフロン)加工されているため、一生使えるフライパンを探すのであれば、表面が加工されていない製品を検討しましょう。


一生使えるステンレスフライパンの正しい選び方


ステンレスフライパンには一般的なフライパンと同じように様々な種類があり、同じような形であっても性質が異なるという場合が珍しくありません。

そこで、一生使えるフライパンを選ぶときの正しい選び方を紹介します。


サイズで選ぶ

ステンレスフライパンを選ぶにあたって、最初に気にしてほしいポイントはサイズです。

サイズを選ぶ基準は、1回の食事で何人分の食事を作るかと、ステンレスフライパンの重量です。

1回の食事で作る量が増える場合はサイズが大きいフライパンを選ぶ必要があるものの、サイズが大きいということはそれだけフライパンが重くなる点には注意が必要です。


ステンレスフライパンで選ぶ製品に迷う場合は、使い勝手と重さのバランスが良い24cm〜28cm程度がおすすめです。


ステンレスフライパンのサイズと使用人数を紹介します。

  • 直径18cm以下:使用人数は1人で、朝食など軽い食事を作る方向け
  • 20~24cm:使用人数は1~2人で、自炊をしっかり行う方向け
  • 26cm:使用人数は2~3人で、自炊をしっかり行う方向け
  • 28cm:使用人数は4~5人で、自炊をしっかり行う方向け
  • 30cm以上:使用人数は5人以上で、自炊をしっかり行う方向け

生産地で選ぶ

ステンレスフライパンにおいては、生産地も重要な要素です。

生産地でよくあるのは、日本メーカーとうたっていても、実際の生産地が日本以外で生産されている、というケースがあります。

日本の場合、新潟の燕三条という場所が金属加工の有名な場所で、優れた技術を持つ職人が生産した製品は高い品質を誇っています。

クーベルや本間製作所、遠藤商事のステンレスフライパンは、燕三条で製造されているため安心です。


構造で選ぶ

ステンレスフライパンの構造で注目すべき点は、多層構造や表面コーティングの有無があります。

多層構造のメリットは、重さと熱伝導率を改善し、普段使いで使いやすくしています。

多層構造には大きく2種類あり、底面のみを多層構造にしているフライパンと、全面を多層構造にしているフライパンがあります。

選び方のコツは、焼きや炒めものが中心の料理をするのであれば底面のみを選び、蒸すや煮る、無水調理などの料理をしたい場合は全面が多層構造になっているデザインがおすすめです。

表面コーティングについては、一般的なフライパンと同じように底面をフッ素樹脂(テフロン)加工することで、食材のくっつきや焦げ付きを抑えます。

しかし、表面コーティングには寿命があり、コーティングが剥がれてしまえば買い替えが必要です。

一生使えるステンレスフライパンを選ぶのであれば、表面コーティングがないフライパンがおすすめです。


ステンレスフライパンのメリット・デメリット


ステンレスフライパンには、一般的なアルミフライパンや炒め物などで使う鉄フライパンとは違った魅力があります。

そこで、ステンレスフライパンのメリットとデメリットを紹介します。


ステンレスフライパンのメリット

ステンレスフライパンのメリットは、頑丈さとお手入れの簡単さ、保温性です。

ステンレス素材がアルミ素材に比べて傷に強く、サビにも強いため、簡単なお手入れで何年も使えます。

加えてステンレス素材は一度フライパンが温まってしまえば余熱で調理できるくらい保温性が高く、弱火でじっくり焼き上げるステーキなどとの相性が抜群です。


ステンレスフライパンのデメリット

ステンレスフライパンのデメリットは、重量の重さと熱伝導率の低さです。

ステンレスフライパンは、アルミ素材よりも重い素材を使っているため、普通のフライパンと同じ大きさのフライパンに比べて重く感じます。

力が強くても、重いものを毎日使うと肩こりなどが発生する可能性があります。

加えてステンレスフライパンで調理するには、フライパンが温まる時間がながく、場合によっては予熱を20分くらい行わないと調理ができないというケースがあります。

ステンレスフライパンの中には、多層構造にすることでデメリットを解消したケースもあるため、軽いステンレスフライパンを選ぶのであれば多層構造のフライパンを検討しましょう。


初めて買うならクーベルのステンレスフライパンがおすすめ


クーベルのフライパンは、ステンレスフライパンの中でも非常におすすめできるフライパンです。

生産地は日本で、新潟の燕三条で作られているため、安心の高品質の製品です。

クーベルフライパンの構造は、特徴が異なる2種類のステンレスとアルミを使った3層構造を採用しており、家庭で普段使いとして使えるフライパンに仕上げています。

フライパンの表面は無加工のため、頑固な汚れはたわしなどでゴシゴシ洗えます。

サイズは直径24cmと直径27cmの2サイズを展開しており、直径24cmは一般的なフライパンの形状、直径27cmは深型を採用しているため、煮るや蒸すなどの様々な調理に対応しています。

加えて取手の部分を木製にすることで家庭での使い勝手やインテリア性を高めたクーベルのフライパンは、初めて使うステンレスフライパンとしての完成度が高く、非常におすすめです。


「一生モノ」のステンレスフライパンに関するよくある質問


一生モノのステンレスフライパンに関するよくある質問を調査しました。

ここまでの間にあまり触れられなかった内容も紹介するので、ステンレスフライパンが気になっている方はぜひ確認しましょう。


ステンレスのフライパンは一生使えますか?

ステンレスのフライパンは、製品によっては一生使えます。

一生使えるフライパンの条件は、品質の高い製品で、フライパンの表面にコーティングがないという2点です。

品質の高さは、日本国内であれば新潟の燕三条で作られたフライパンであれば一定の水準は保たれます。

表面のコーティングについては、普段使いだけで考えると表面がコーティングされている方が良いです。

しかし、コーティングが剥がれてしまえば買い替えが必要になるため、一生使えるステンレスフライパンを選ぶのであれば、表面コーティングがない製品を選びましょう。


ステンレスフライパンで向かない料理は?

ステンレスフライパンで向かない料理は、お米やパスタなどタンパク質を使った料理です。

タンパク質が入った食材は、ステンレスフライパンではうまく調理できずに焦がしてしまう可能性があります。

ステンレスフライパンになれるまでは、米やパスタ料理はアルミ素材や鉄フライパンなど別のフライパンを使いましょう。


ステンレスフライパンでやってはいけないことは?

ステンレスフライパンでやってはいけないことは、強火調理と空焚き、急な冷却です。

強火調理をしてしまうと、フライパンでの温度ムラが発生してしまいます。

また、一度表面が温まってしまえば中火以下で十分火が通るので、ステンレスフライパンに強火調理は不要です。

次に、空焚きについては、フライパンが温まるまで行う予熱であれば問題ありません。

ステンレスフライパンが温まった後の空焚きはフライパンを痛めてしまう可能性があるため、空焚きはしないようにしましょう。

最後の急な冷却は、ステンレス自体が急激な温度変化に弱いという性質があるため、フライパンをお手入れするときなど、フライパンを冷ます必要がある場合は、なるべく自然に冷めるまで待ちましょう。


まとめ


「一生モノ」のおすすめステンレスフライパンを紹介しました。

高い品質で表面が無加工のステンレスフライパンであれば、一生モノとして使えます。

料理するなら道具を大切に使いたいという方は、ぜひ一生モノのステンレスフライパンを検討しましょう。

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